笑うと目立つ歯茎「ガミースマイル」の原因別治療法【後編】

笑うと目立つ歯茎「ガミースマイル」の原因別治療法【後編】

  • デンタルケア
  • 更新日:2017年5月24日

たった数ミリ歯茎が出過ぎているだけなのに、見た目の悪さから「歯を出して思いっきり笑えない」と悩む人が多いガミースマイル。ガミースマイルの原因は複数あり、その原因にあった治療を受けないと改善はされません。

前編のガミースマイルの原因別に治療法では、1)上アゴの骨格(歯茎の骨)と2)歯の大きさや歯並びが原因の主な治療法についてご紹介しました。後編では、上唇を持ち上げる筋肉と歯茎が原因で起こるガミースマイルの治療法についてご紹介します。

原因3)上唇を上げる筋力が強過ぎる

歯や骨に問題がないのに笑った際に歯茎が出過ぎる人は、上唇に原因がある可能性があります。この場合、笑った際に上唇が薄くなります。

この上唇の筋肉は、上唇挙筋(じょうしんきょきん) といって目元から唇の上に繋がる筋肉で、笑う際に使われる筋肉。衰えるとたるんで法令線の原因にもなりますが、発達しすぎていると上唇が上がりすぎ歯茎が露出しているのです。

【治療法】

上唇挙筋の働きを抑制する注入治療

眉間や目尻、額に出る表情ジワの改善にも使用されるボツリヌス・トキシンを注入する方法です。この薬剤は、神経伝達物質に働きかけ、過剰な筋肉の働きを抑制する効果があります。

笑うと目立つ歯茎「ガミースマイル」の原因別治療法【後編】

原因 4)歯茎が発達しすぎて歯が小さく見える

見えている前歯の長さが11.3mm以下で歯茎が目立つ人は、歯の大きさは正常でも歯茎が歯を覆い被さってしまっていることが原因です。

笑うと目立つ歯茎「ガミースマイル」の原因別治療法【後編】

【治療法】

歯肉形成(歯冠長延長)

歯茎を歯の形に沿って2mm程度カットし、歯茎と歯のバランス、歯茎のライン(リップライン)を整えます。歯茎が歯にかぶってしまっていて、比較的軽度の症状に適応されます。

今回取り上げた上唇の筋肉や歯茎が原因のガミースマイルは、歯や骨格など他の要因も併せもっているケースがほとんど。歯や骨格の治療と合わせて改善していく必要があります。

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