カロリーオフ飲料の味ってなんだか…
筆者は一時期、少しでもダイエットの足しになればと紅茶やコーヒー飲料はカロリーオフの文字があるものを買っていました。でもある時『これ私の味覚に合わないな』と思ったのです。なんだかとんがった甘さでおいしいと思えなくて、飲み残してしまったこともあるほど。
原材料をよく見ると、人工甘味料をたくさん使っていたのです。それに気づいてからは、その甘味料を避けるようになりました。
甘味料がこんなにたくさん!
スーパーやコンビニに行くとカロリーゼロやノンカロリーと銘打った食品や飲み物が目に入って来ます。原材料の欄を見るとカタカナの名称が多数あるのに気づくはず。このほとんどが甘味料なんです。ご存知でした?
甘味料には、安全とされている天然の原料を使ったもの(キシリトールやステビア、トレハロース、エリスリトール)と、人工的に作られたものに分けられます。
後者の人工甘味料について調べてみると、良くないハナシがたくさん出て来たのです。
この人工甘味料はキケン!?
ネット上には、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースは避けたほうがよいとの声が多数上がっています。
アスパルテーム
炭酸飲料に良く使われますが、砂糖の約200倍の甘さを持っています。カロリーは1g当たり4kcalと砂糖とほぼ同じですが、少量で済むのでカロリーを抑えられます。
ただしアステルパームは腎臓機能障害を引き起こす恐れがあると言われています。米国ボストンの産婦人科病院の調べで「ダイエット飲料を1日2本以上飲むと腎臓機能低下のリスクが倍増する」という結果が報告されました。
また、頭痛やめまい、うつやパーキンソン病の原因になりうるなど、さまざまな副作用がささやかれているのです。
アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
清涼飲料水、お菓子、アイスクリーム、ジャム等に使われる甘味料で、砂糖の約200倍の甘さがあります。しかし苦味もあるので、他の甘味料(アスパルテームなど)と組み合わせて使われます。
スクラロース
菓子パンや焼き菓子等に良く使われ、なんと砂糖の約600倍の甘さがあります。
この2つ、アセスルファムKとスクラロースは自然界にはない化学合成物質です。われわれ人間の体内では分解、吸収することができません。そのためカロリーゼロと謳っているのですが、実は肝臓や腎臓などの内臓に蓄積されてしまうのです。異物として身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
甘味料を使った食品の注意点
その他、食べ過ぎるとおなかがゆるくなる、インスリンが働きにくくなって脂肪をため込みやすくなる、また強い甘みに慣れて味覚が鈍くなったり、人工甘味料中毒のおそれも…。
人工甘味料に関しては、作られてからの歴史が浅く、人体に及ぼす影響についてまだ解明されていないのが一番の懸念点です。
甘いのにエネルギーにならない人工甘味料は、生物にとって不自然な物質です。本来なら糖分はエネルギー源になるから欲するはずなのに、です。人工甘味料というものは、自然の摂理に反していると言えるでしょう。
やはりオイシイものには裏があるということなんですね。ダイエットを気にするあまり人工甘味料を摂りすぎて身体をこわしては元も子もありません。
ともすれば目の敵にされる砂糖ですが、多少の甘みは必要です。健康的に痩せるには天然の甘みをちょっとだけ摂取する、それが大事!!なのではないでしょうか?