たるみvs美容医療「糸を使ったリフトアップ」活況を迎えるスレッドリフトの新常識|美容コラム

たるみvs美容医療「糸を使ったリフトアップ」活況を迎えるスレッドリフトの新常識

2017-01-20 02:00:00

今さら聞けない美容医療(エイジングケア治療)

タグ:たるみ フェイスリフト エイジングケア

たるみ取りで人気上昇中! スレッドリフトでできること?

エイジングケア治療の代表格「糸によるリフトアップ=スレッドリフト=フェザーリフト」。
日進月歩する美容医療の世界で、次々新しい治療が生み出され、「種類あり過ぎ!」「何が何に効くのか今イチわからない!」そんな状態になっていませんか?
糸の種類を把握し、いったいどんなことができるのか、調べてみました。

10数年前から国内で行なわれるようになってきたスレッドリフトは、それまでのフェイスリフトと異なり、皮下に特殊な糸を入れて引き上げる局所麻酔だけで行なう治療法。体の負担が少ない施術で、即時的に効果がある治療としてアリュクス読者からも人気の高い美容医療です。
糸の種類はいろいろあるのですが、大きく2つに分類することができます。

【1】筋膜・骨膜に固定して皮膚を引っ張りあげることでリフトアップする(フィックスドタイプ)
スレッドリフトの中では即時効果や持続性の高い治療法。主に溶けない糸を使用する。

【2】しっかり固定しないで糸の反発力と肌のコラーゲンでたるみを改善する(フリーフローティングタイプ)
劇的な効果は出づらいが体への負担は少ない。

今さら聞けないスレッドリフト(1)

糸にはどんな素材が使われてる?
最初期にスレッドリフト用の糸として生み出されたアプトスの素材は、実験器具などにも使われているポリプロピレン(溶けない糸)。ポリプロピレンは耐久性に優れる一方で、伸縮性に乏しいという弱点があります。近年は、その弱点を克服した伸縮性を持つ素材として、ポリエステルの芯にシリコンのコーティングと突起(cog)がついた糸も開発されています。
肌組織に吸収されるタイプ(溶ける糸)としては、ポリディクサノン(PDO)という素材が主流ですが、吸収されるまでの時間が長いPLLAという素材も注目を集めています。

今さら聞けないスレッドリフト(2)

ショートスレッドってなんですか?
別名ショッピングスレッド、リードファインリフト、ウルトラVリフト……いずれも体内で溶ける短い糸を多量に皮下に挿入する治療。美容鍼の延長として韓国で生まれた美容医療です。つり上げないため、リフトアップ効果は低めですが、肌質のハリが向上します。


筋膜・骨膜に固定し、皮膚を引っ張りあげることでリフトアップ

フィックスドタイプは、肌の組織を直接的に引き上げるので、肌のたるみを目に見える形で治したい場合はオススメの治療法です。リフト効果が高い分、相対的に体への負担は大きめで、ごくわずかな切開が必要です。また、内出血や術後しばらくはある程度の痛みがあります。
有名なミラクルリフトやシルエットリフトなど伸縮性の無い糸が使われていますが、最近は、顔の動きに対応して伸び縮みするスプリングスレッドもメジャーになってきています。


固定しないで糸の反発力と肌のコラーゲンでハリとたるみを改善

コストの安さ、体へのダメージの少なさで、近年人気の高い治療法です。固定してつり上げることなく、極細の糸を皮下に入れます。糸の周辺が軽い炎症を起こすことで「コラーゲンのトンネル」が生まれ、肌の引き締めを促進します。
アプトスという溶けない糸が主流ですが、PDO製のハッピーリフト以来、多くの溶ける糸が生まれ、ショートスレッドなど新しい治療や商品開発も盛んです。

自分に最適な治療を探して「新しい自分」へ

施術タイプや溶ける溶けないといった糸の種類の他にも、頬のたるみ、口元のたるみ、アゴのシェイプラインなどの悩みに応じて、挿入箇所や糸の入れ方など治療のやり方が変わってきます。
元来、糸によるたるみ改善は側面からの引き上げが得意分野です。それは変わりませんが、伸縮性の糸の開発により、口元などの微妙な動きにも対応する繊細なリフトアップができるようになりました。フィックスドタイプとフリーフローティングの組み合わせも行なわれています。

スレッドの挿入例1

基本的に側面に引っ張る施術なので、施術直後は頬骨にたこ焼きのような腫れができることが多いです。

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スレッドの挿入例2

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糸を使った美容医療早見表

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