それでは、「大きいお尻派」と「小さいお尻派」それぞれの意見を見ていきましょう。
大きいお尻派の意見
『お尻が大きいだけじゃなくて、なおかつ引き締まっている方が好み』
確かに、お尻が大きいだけだと、「自己管理がなってない」等、なんとなくだらしのないイメージが先行してしまいますが、大きくて張りの良い、男性にとって魅力的なお尻をお持ちの女性も中にはいますよね。
日々の運動等でお尻の筋肉を鍛えれば、外国人級のゴージャスなヒップを手に入れることも夢ではないはずです。
『女性らしさもあるから好き』
男性の中にもお尻が大きい方はいますが、それでも女性のお尻とは形に違いがありますよね。イメージとしても女性のお尻は大きく描かれやすいですし、もしかすると、男性は大きいお尻を本能的に女性らしいと感じているのかもしれません。
『安産型に見えるから好み』
よく「お尻が大きい女性は安産しやすい」などと言われることもありますが、それは俗説にすぎず、実際はお尻の大きさというよりも骨盤の広さに関係するようです。もちろん、お尻が大きいと骨盤も広くなる傾向があるので、「お尻が大きい=安産型」という認識もあながち間違ってるわけではなさそうです。
小さいお尻派の意見
『大きいと単純に太ってるだけに見えるから、小さくてプリッとしているお尻の方が好み』
お尻の大きい人でハリのある人って思いのほか少ないですよね。だから「お尻が大きい=デブ」という数式が成り立ってしまうのではないでしょうか。
『スタイルよく見えるから』
なるほど。確かに小さなお尻であれば、デニムや細みのパンツスタイルなど、身体のラインがはっきり出る服装の女性が好きな男性から喜ばれそうです。
『きゅっと締まっている方が可愛らしく感じる』
まあ、人によっては、「お尻が大きい=おばさん」のイメージを持っている方もいるかもしれませんしね。
以上が男性側の意見です。
続いて女性側の意見も見ていきましょう。
女性誌や女性向けwebサイトでも「小さなお尻になる方法」が度々特集されることからもわかるように、特に日本の場合は大きなお尻より小さなお尻を好む女性の割合が圧倒的に多くなっています。
お尻が大きい、ゆるんでいる、形がペタンコなどなど、お尻の形に悩んでいる女性の話も頻繁に耳にしますよね。
大きいお尻に対して女性が持つイメージは、「どんくさい」、「おばちゃんっぽい」、「老けて見られる」などで、はっきり言って良いイメージはありません。
では、どうすれば理想の小さなお尻を手に入れられるのでしょうか。
先程にもあげたように、骨盤の広さとお尻の大きさには関係性があります。骨盤が歪むとお尻が大きくなるだけでなく、下半身太りにまで繋がってしまうんです。女性らしい所作として知られる内股歩きもでさえも実は、骨盤を開かせ、結果としてお尻が大きくなる原因となってしまいます。ここで注意すべきなのは、上にあげた事以外にも「足を組んで座る」、「姿勢の歪み」など、骨盤を歪ませる恐れのある習慣は意外と多いということです。
また、お尻は全身の中でお腹の次に脂肪がつきやすくて落ちにくい部分であることをご存知ですか? 身体の他の部分同様、運動不足だと筋肉量が減り、脂肪が燃焼されにくくなります。燃焼されなかった脂肪は、最終的には皮下脂肪として蓄積され大きいお尻となってしまうわけなんです。
以上のことからもわかるように、小さなお尻になるためには、常に正しい姿勢を心がけ、適度な運動をすることが何より大切です。
「大きいお尻」と「小さいお尻」、どちらが魅力的なのか? その疑問の答えは結局人それぞれなんですよね。