目次
スキンケア
肌に関する悩みを美容クリニックのドクターが回答!
ニキビ
こっちゃんさん(34)
出産してからニキビが増えた……
最近、生理前になるとおでこにニキビがたくさんできます。4年前に出産してから、その前はそのようなことはなかったのですが、オイリー肌になっている気がします。何を気をつけてどんな治療をしたらいいでしょうか。
品川スキンクリニック 品川本院副院長 秦真治先生
食生活を整えて、グロスピールで治療
脂肪や糖質の多い食事を避け、食物繊維やビタミンC・Bなどを積極的に摂りましょう。また、睡眠不足だと新陳代謝のサイクルが乱れ、古い角質が毛穴をふさいでしまいます。
クリニックのケアはグロスピールがお勧めです。果実エキスを主な有効成分にした薬剤で、肌をやさしくピーリングし、毛穴の詰まりを改善、肌の「潤い」を実感できます。
シミ、ソバカス
ななさん(42)
2センチくらいの大きさのシミを薄くしたい
15年ほど前から、頬とこめかみの辺りに2センチ位のシミが2つあります。普段はコンシーラーで隠していますが、少しでも薄くしたくてケシミンクリームや美白美容液などを使っています。シミは濃くはなっていないのですが、薄くするには皮膚科でレーザーなどをした方がよいのでしょうか。
ウォブクリニック中目黒 院長 髙瀬聡子先生
くっきりしたシミにはシミ用レーザーで治療を
シミにはいくつかの種類があります。お話をうかがう限り加齢によるものと紫外線が原因のシミと考えられます。
本来の肌色部分に比べて輪郭が明瞭なシミなら、シミ用レーザー(当院ではYAGレーザー)での治療となります。日頃から肌に摩擦を与えないように心がけ、シミの美容液を塗る際もやさしくなじませるように使用しましょう。
ダルマさん(34)
シミを増やさないためにできることは?
30代に入るころからシミが増えて困っています。
化粧品には気を使っている方だと思っていましたが、結局レーザーでとるほうが安上がりでした。でも、増えないようにするには、どうしたらよいか知りたいです。因みに、海には毎年行きたいです。
みやび形成外科 院長 山田雅道先生
シミは予防と対策が最も重要
紫外線は曇っていても屋内にいる場合でも容赦なく皮膚にダメージを与えます。曇りや雨の日でも日焼け止めを塗るのは基本中の基本で、海など陽射しの強い場所では、こまめに塗り直してください。医療では、ビタミン(C・B2・B6・E)やL-システインの内服、ビタミンC誘導体の外用などが有効で、飲む日焼け止めなども効果的です。
たまちゃん(43)
化粧ノリがよくない……
顔のシミ、ソバカスが20代からの悩み。結婚後化粧品とは無縁ですが、たまにつけると化粧ノリが悪いです。
ナチュラルハーモニークリニック 医師 大賀勇人先生
スキンケアの見直しから
まずは、洗顔、その後の保湿、そして外出時のUVケアから始めてみてはいかがでしょうか? それだけでも肌質の改善につながる可能性があります。
かわとこ。さん(45)
1年でシミが目立つようになった
この1年で、頬にシミが目立つようになりました。もともとあんまりこまめなお手入れをしてなかったせいか、頬骨の外側あたり、顔の両側に大きめにでてきてしまいました。シミ、実際にできてから気になるんですよね。出る前にもう少しお手入れをしておけばよかったと後悔しているところです。どうやったらシミって消えるんでしょうか~? しばらくは、化粧水を霧吹きでかけまくり! の生活になりそうです。
ナチュラルハーモニークリニック 医師 大賀勇人先生
シミの種類を診断してから正しいケアを
気になっているシミは、肝斑の可能性も考えられます。シミの種類により治療法も変わってきますので、カウンセリングのみでもクリニックを訪れてみてはいかがでしょうか?
koyurinさん(49)
知らないうちにできたシミにビックリ
いつからか、知らないうちに顔、腕、脚にシミが出来ていました。写真に写る自分が老けていて、鏡に映る自分と違うのに驚きました。
ナチュラルハーモニークリニック 医師 大賀勇人先生
紫外線ケアの徹底を
おそらく紫外線の影響によるシミだと思われます。これ以上シミを悪化させない為に、外出時には顔・腕・脚にUVケアを徹底してください。できてしまったシミにはレーザー治療が適応になるかと思います。
ちいしゃさん(36)
妊娠、出産で肌の劣化!?
妊娠・出産を経て、シミが増えてしまったり、色ムラができたりと、顔の肌が劣化したと感じる。
ナチュラルハーモニークリニック 医師 大賀勇人先生
出産後にできる治療で肌をキレイにできます
妊娠、出産時には、大切な赤ちゃんの為に必要な栄養素などが不足がちであったり、ホルモンバランスも変化したりします。よって肌への影響も考えられる時期です。出産後であれば、お受けいただける治療もございます。
maruko12さん(54)
年々濃くなるシミの対処法は?
40代から目立つようになったシミですが、年々濃くなって範囲も広がっています。シミによい化粧品、サプリ等、色々と試してみたんですけど、全く効果がありません。やっぱり、高額なレーザー治療以外、シミを薄くする方法はないんでしょうか?
みやび形成外科 院長 山田雅道先生
まずは肝斑かシミの判別を
年々濃くなって範囲も広がっているとなると、まずはそれがシミなのかくすみ(肝斑)なのかを判別する必要があります。
すでに出来てしまったシミ・くすみに対しての対策としましては、ハイドロキノン・レチノールの外用や、トラネキサム酸の内服・外用が有効で、また最近ではグロスファクター(成長因子)が入った高機能な化粧品が出ており、肌ダメージの修復にはとても効果があります。また安価な光治療としてLED照射が肌の代謝促進に効果的です。
しかしシミの中でも脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ)や遅発性太田母斑が混在していると、外用薬のみで改善は難しくレーザーの適応となります。まずはクリニックで肌の診断をしていただくのがよろしいかと。
当院ではLED「HEALITE(ヒーライト)」、QスイッチYAGレーザー「SPECTRA(スペクトラ)」、IPL治療「フォトフェイシャルM22」などを使い分けてシミ・くすみの治療を行っております。
ゆっきさん(39)
シミやソバカスの食い止め方を教えてください
30代になってから、日焼けによるシミやソバカスの量が増えました。なんとか食い止める方法があれば知りたいです。
東京イセアクリニック 銀座院医師 内田佳孝先生
シミをしっかり除去するトータルケアを提案
イセアの場合、3ステップで頑固なシミを徹底的に治療する「シミそばかす治療プラン」がございます。
まず「ディープクレンジング」による超音波の力で、肌表面に溜まった古い角質や毛穴の詰まり、汚れを丁寧に除去。次に「IPL光治療」で、顔全体をワントーン明るくし、毛穴を引き締めながら濃いシミを治療します。
最後の仕上げに「アキュティップ」のピンポイント照射で、薄いシミやぼんやりしたシミに効果を発揮し、しっかりとシミを除去します。また、シミと違って30~40歳ごろの女性に多くできると言われる「肝斑」の場合、レーザートーニングで治療ができます。
日々のスキンケアも大切ですので、トータルなご提案をさせていただきます。
もぐこさん(33)
日焼け止めを塗っているのにできるシミって……
去年から幼稚園の送り迎え等で日焼けする機会が増えたせいか、日焼け止めを塗ってはいるがシミが増えてきた。
ガーデンクリニック 横浜院院長 柴田智一先生
日焼け止めの塗り直し、できてしまったシミには適した治療を
日焼けはほぼあらゆるシミの増悪原因となりますので、どの種類のシミにしてもしっかりと日焼け対策をすることが大切です。
紫外線はUVA、UVB、UVCがありますが、地表に届くUVA、UVBに対して対策が必要です。それぞれPA、SPFで効果を表現してあります。どうしても薄く塗りがちですので、2~3時間おきに使用するようにするとよいでしょう。
一度できてしまったシミは多くの場合、レーザーで比較的簡単に除去することが可能です。シミの予防、改善には塗り薬や飲み薬もあります。
mokoさん(51)
レーザーでも改善できないシミ……
夏の日焼けが多く、頬にシミができ取れません。レーザーなどもしたのですが、また元に戻ってしまいました。
ガーデンクリニック 横浜院加藤先生
レーザーを照射した後の紫外線ケアを念入りに
紫外線によるシミはレーザーで治療が可能ですが、レーザーを照射した後のケアを怠るとシミが悪化してしまうことがあります。紫外線のケアを心がけましょう。
まみさん(50)
シミや小ジワ乾燥にお手上げ
若い頃、日焼けをしていたせいか、歳をとるにつれシミと小ジワに悩まされ、それに加え、乾燥肌に拍車がかかり、夏はまだいいですが、冬には手の施しようのない乾燥で困り果てています。
ガーデンクリニック 横浜院加藤先生
あせらずじっくり肌質改善
紫外線と乾燥は皮膚の最大の敵と言えます。保湿とUVケアをしっかり毎日行うことで肌は改善していきます。時間はかかりますが根気よく続けることが大切です。
毛穴
Tomoさん(35)
毛穴の開き、たるみが気になる……
毛穴の開き、たるみに悩んでいます。30歳過ぎた頃からで毛穴にファンデーションが入り込んで落ち込むのが気になっています。改善策はありますか? また、どんな治療をしたらキレイになるか知りたいです。
品川スキンクリニック 品川本院副院長 秦真治先生
美肌アモーレでコラーゲン生成&紫外線ケアをしっかり
加齢や紫外線ダメージにより、コラーゲン線維やそれを支える役割をもつエラスチン線維が劣化すると、肌はハリがなくなり皮膚が緩んでしまいます。その影響で毛穴は楕円形に広がり、重力によってたるんだ毛穴に。これを改善するには、まず日常ケアとして、紫外線ケアをしっかり行いましょう。
クリニックでは美肌アモーレがお勧めです。毛羽立った溶ける繊維をお顔に挿入することで血行促進、またコラーゲンが生成され、潤いとハリのあるお顔を取り戻します。
みるくるさん(50)
小鼻の毛穴が広がって黒ずみに……
小鼻の黒ずみがとても気になっています。
昔に剥がす鼻パックをやってたからなのか、しっかりクレンジングしているつもりなのに毛穴が広がったままです。若い頃からずっと気になっているので、きれいなお肌になりたいです。
ナチュラルハーモニークリニック 医師 大賀勇人先生
セルフケア後にはしっかり保湿を心がける
自宅でのケアは、刺激が強いパック等は避けるようにし、クレンジング洗顔後に保湿を充分にしてください。
それでも改善しない場合は、ケミカルピーリングやイオン導入など、クリニックにて施術する治療を考えていただいても良いかもしれません。
クマ
ありメロさん(27)
シミやクマの適切なケアが知りたいです
ここ数年間で、顔にほくろになりきらないようなシミが出来始めており、化粧やスキンケアでどのようにお手入れしたりカバーしたら良いのか分かりません。また、クマの適切なケア方法も教えていただけると助かります。
ガーデンクリニック 横浜院院長 柴田智一先生
メイクで隠せない悩みは美容医療で改善可能です
シミと一言にいっても様々な原因があります。原因によって治療方法も異なってきますので、まずはしっかりとした診断が必要になります。初期の段階であれば、化粧でカバーすることも可能と思われますが、範囲や濃さによってはカバーすることがだんだんと難しくなってきます。ありメロさんのような経過のシミであればまずレーザーを用いた施術で劇的に改善することが可能と思われますので、まずは正しい診断をつけるために、美容外科でご相談ください。
クマも同様にさまざまな原因からなりたちますが、どのクマにしても、マッサージやホットマスクなどの自宅でのケアではなかなか改善することが難しいようです。コンシーラーなどを使っても、カバーできないクマも美容医療で劇的に改善することが可能です。
ちゃちゃパンダさん(43)
目の下のクマの治療を教えて!
40歳を過ぎた頃から寝不足が顕著に肌に出て、目の下のクマがなかなか消えません。クマの治療はどんな種類がありますか?
銀座国際美容外科 院長 村井高志先生
クマの種類に合った治療を
クマの治療には種類がございます。影が出来ているだけのクマであれば脂肪を取り除くだけで良くなります。循環不良の紫色のクマであれば、血流の循環を良くすることが治療となります。茶色のクマは色素沈着が疑われます。その際は塗り薬やレーザーで治療します。
Q&A取材協力クリニック
ウォブクリニック中目黒 0120-411-281
ガーデンクリニック 横浜院 0800-813-9232
銀座国際美容外科 03-5579-9333
銀座TAクリニック 0120-229-239
品川スキンクリニック 品川本院 0120-786-300
東京イセアクリニック 0120-963-866
ナチュラルハーモニークリニック 0120-823-859
みやび形成外科 03-5739-0606
取材協力
キャリア・マム www.c-mam.co.jp