OLでもキャリアウーマンでもない 働く女性「キャリジョ」を研究

OLでもキャリアウーマンでもない 働く女性「キャリジョ」を研究

  • 特集
  • 更新日:2018年6月20日

「私たちは職業を何と答えるのがしっくりくるのだろうか? 代わりにどんな言葉がふさわしいのか?」研究プロジェクトスタート!

博報堂
キャリジョ研とは…

博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの女性プランナーにて、2013年に立ち上げたプロジェクト。
有識者ヒアリング、女子会形式の定性調査、インターネットによる定量調査などを通じて「キャリジョ」を徹底的に研究。その成果を社内外にナレッジとして共有し、日々のマーケティング・プランニング業務に生かしている。

働く女性の呼称は、「OL(オフィス・レディ)」が一般的ですが、ずっと働き続けるつもりの女性が増えてきた現代では、"寿退社までの腰掛け"というニュアンスが強いOLはあまり当てはまらないような気がする……。
「では、代わりにどんな言葉がふさわしいのか?」という意識から博報堂内部で研究プロジェクトがスタートし、ゆるキャリからバリキャリまで「仕事(キャリア)を持つ女性」のニュートラルな表現として「キャリジョ」という言葉が誕生しました。発足して6年目を迎えた「博報堂キャリジョ研」では、20~30代の女性を4つの世代で分ける世代分析や、仕事やプライベートの過ごし方によって7つのタイプに分類したキャリジョクラスターなど、さまざまな視点で日々研究をしています。
キャリジョ研メンバーは17名ですが、みんなそれぞれに個性的です。
「働く女性」と言ってもひとくくりに捉えづらい、趣味や志向が多様化している現在。それでも、女性の関心事の奥に潜む気持ちや欲求を探索し具体化することで、企業のマーケティング活動をお手伝いし、また多くの女性が抱えるモヤモヤが少しでも晴れて生活しやすくなるように、幅広く活用してもらえることをめざしています。

イマドキの働く女性の"腹の底"
研究した書籍を発売

PICK UP BOOK
『働く女の腹の底
多様化する生き方・考え方』

光文社新書
税込価格¥972

2018年4月18日(水)より
全国書店&ECにて絶賛発売中

博報堂キャリジョ研で、これまでのリサーチ・分析に加え、新たに実施した20~34歳の「キャリジョ」に対する全国意識・実態調査とターゲットインタビューを元に執筆し、1冊の本にまとめました。
なかなかひとくくりにはしづらいイマドキの「キャリジョ」たちの生態を7タイプに分類し、それぞれの日常を描いたストーリーからは、キャリジョたちの志向の違いも浮き彫りに、今話題の「#Me Too」や憧れの女性像など、エッセイストの犬山紙子さんへのインタビューも交えて、様々な角度から「キャリジョ」の"今"を考察しています。

働く意識別7タイプ
あなたは「何キャリ」?

キラキャリ


モーキャリ


プロキャリ


チョイキャリ


凡キャリ


割りキャリ


乗っキャリ

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