正月太りの原因

正月太りと聞いて、まず思い浮かべるのは食べ過ぎだと思いますが、実はそれだけではありません。まずはその原因を見ていきましょう。

食べ物

正月太りの一番大きな原因としてはやはりおせちの食べ過ぎが挙げられます。
おせち料理として一般的な栗きんとんや黒豆は砂糖を使っていて甘いですし、伊達巻きも砂糖やみりんで味付けしておりカロリーは意外と高め。さらに手軽に食べられるお餅も、きな粉や砂糖醤油といった味付けをすればカロリーは高くなりがち。
それに加えて、夜も親戚が集まって宴会ということになれば、カロリーオーバーは避けられません。

運動不足

お正月料理以外の大きな原因としては運動不足があります。
日々忙しく働いていても「お正月くらいはゆっくりしたい」と考える方も多く、家から出ずに引きこもりがちになりますよね。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもおせちは、お正月に料理しなくても済ませられるようにと考えられたもの。出かけない上に料理もしないとなると、普段と比べて半分以下の運動量になってしまう方もいるのではないでしょうか。

気温が低い

1月の上旬は1年の中でも気温が低い時期であり、ダイエットと直結する基礎代謝量も低くなりがちです。同じ量を食べても代謝が少ない分、太りやすくなります。

正月太り解消法

お正月の不摂生を改善することを心がけてください。
太った身体を元に戻すためには、適切な食事と運動を心がけることが大切です。肝心なことは一日で体重を元に戻そうとしないことです。

まず食生活の改善から

先ほどもあげましたが、ダイエットと代謝の間には密接なかかわりがあります。
特に基礎代謝は、体温を保ったり呼吸するのに使われるエネルギーであり、身体が冷えてしまうと低下してしまいます。カプサイシンを含む唐辛子やししとう、ショウガオールを含むショウガなどを積極的に摂るようにして、身体を内側から温めることも効果的です。
また、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6にはそれぞれ糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける働きがあるので、ビタミンB類も積極的に摂るようにしてください。

運動する

身体の部位の中でも代謝量が多い筋肉を増やすことが効果的です。
軽い筋トレとウォーキングを組み合わせることで美しく筋肉がつくので、痩せやすい体質になり、徐々に正月太りも解消していくはずです。

美容医療の力を借りる

お正月の食生活で食欲が止まらなくなってしまった方には、食欲抑制剤や消化吸収阻害剤、脂肪吸収抑制剤などの医療の力に頼るのもひとつの方法です。

確かに年初めのお正月は浮き足立って、いつもよりも食べ過ぎてしまいがちです。
でも、慌てることはありません。一時的な正月太りであれば、食べ過ぎに注意して適度な運動をすれば数日でもとに戻せるからです。
肝心なのは、お正月のダラダラした食生活を続けないこと。
そして、今回の正月太り解消法はそのまま普段の食生活にも繋がる部分が多いです。
普段から意識することで、そのまま太りにくい体質になることも夢じゃありませんよ。

（サクマユウナ）

執筆者：alluxe編集部