ストレスが起こる原因と体にもたらす影響とは
ストレスといえば苦痛や緊張、心労のせいだと思われがちですが、それ以外にも寒さや嬉しいことでも起こります。また、働きすぎによる肉体疲労、睡眠不足などもストレスの起因となります。
適度なストレスは、日常生活のパフォーマンス向上をもたらしますが、継続的に続く不快なストレスは、心の病気だけでなく、不眠や記憶力の低下、体の疲労にも直結。さらには、自律神経の乱れによる不調、太りやすくなるといった体の防衛反応を引き起こします。ストレスに対し、過敏になりすぎるのはよくありませんが放置は厳禁。心と体をリラックスさせる習慣を大切にしましょう。
新生活のストレスを緩和し心を落ち着かせるツボ
緊張をほぐし、イライラを鎮める「神門(しんもん)」
【位置】
手首の横ジワで、小指側の少しくぼんだあたりにあるツボ。
【ツボの押し方】
親指でツボを刺激し、残りの指で手首をつかみます。刺激する強さは「痛気持ちいい」程度で、30回程繰り返してください。反対側の手も忘れずに。
【効果】
イライラした気持ちを鎮めるほか、緊張や不安感の緩和が期待できます。
心をホッとリラックスさせる「労宮(ろうきゅう)」
【位置】
こぶしを握ったとき、手の平上で中指の先端がつくところにあるツボ。
【ツボの押し方】
親指で「痛気持ちいい」程度の力で30回程繰り返し刺激します。反対側の手も忘れずに。
【効果】
心の負担を軽減するほか、ストレスによる動悸や吐き気の抑制が期待できます。
ツボ押しをする際の注意点
1)背筋を軽く伸ばした状態で椅子に深く腰掛けリラックスした姿勢で行いましょう
2)ツボを押す際は、鼻から大きくゆっくり息を吸い込み、細く長く息を吐きましょう
以上2点を意識して今回紹介したツボ押しにチャレンジしてみてください。
(安田 みゆき)
執筆者:alluxe編集部