冬ダイエットで脂肪を燃焼させる前に。「脂肪」のこと、どれくらい知っていますか?

冬ダイエットで脂肪を燃焼させる前に。「脂肪」のこと、どれくらい知っていますか?

  • ボディメイク
  • 更新日:2018年1月4日

忘年会、新年会、お節料理、お餅。新年を賑やかに迎えた方、厳かに過ごした方も体重計に乗ってみてください。…太ってませんか? でも待って! 慌ててダイエットを決意する前に、脂肪という敵について知っておくことも重要ではないでしょうか。
今回はお正月に太ってしまった方のために、脂肪にまつわるコラムをお送りします。

脂肪の種類を知って脂肪を制す

脂肪には2種類あります。内臓につく内臓脂肪、皮膚の下につく皮下脂肪です。どちらの脂肪細胞にもエネルギーを蓄える働きがあり、内臓脂肪、皮下脂肪の順番に消費されていきます。
そのため、余ったエネルギーのうちの内臓脂肪の分は運動などで燃焼されやすいと言えます。しかしながら皮下脂肪の分はそのまま蓄積されやすいのが特徴です。

お腹の脂肪が落ちづらいのはなぜ?

お腹の脂肪が落ちづらいのはなぜ?

ダイエットの際にお腹の脂肪が落ちないことで悩んだことがある方は多いと思います。なぜぽっこりお腹が出来上がってしまうのでしょうか。
お腹は内臓が集中しています。そのため、内臓を守るためにお腹の皮下脂肪は他の部位と比べると多く蓄えられます。そして多く蓄えられるがゆえに、皮膚の下の深層に脂肪がついてしまうと落とすのが困難なのです。

長年ぽっこりお腹で悩んでいる方は、深層に皮下脂肪を抱えている可能性が高いわけです。

負荷に強い脂肪とは

負荷に強い脂肪とは

お腹のように内臓を守るために皮下脂肪が多く蓄えられ、落としづらいという脂肪もありますが、他の理由でダイエットでは落ちにくい脂肪もあります。元来負荷、ストレスに強い脂肪です。
お尻の脂肪がその代表格と言えるでしょう。よく考えるとお尻は、座ったり歩いたり、イスや床などによって常に摩擦や体重がかかっていますよね。そんな日常動作ではお尻の脂肪はびくともしません。つまりちょっとやそっとの運動や美容ローラーではなかなか太刀打ちできない脂肪なのです。

脂肪への運動以外のアプローチ

「落ちづらい脂肪をはやく落としたい。自分でのダイエットに限界を感じる」 そんな方には以下の美容医療による治療もおすすめです。

・エンダモロジー
・キャビテーション
・脂肪冷却
・脂肪溶解注射
・脂肪吸引


エンダモロジー、キャビテーション、脂肪冷却、脂肪溶解注射は切らない痩身治療です。そのため、ダウンタイムが比較的短く、チャレンジしやすい特長があります。
脂肪吸引については、脂肪吸引で吸引した脂肪を豊胸に使用するという方法も、最近では多く行われるようになってきました。特に自然な柔らかさが出るお尻の脂肪が豊胸に向いています。

脂肪を敵から味方へ

落ちづらい脂肪の例としてお腹とお尻の脂肪を挙げましたが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。お腹は内臓を守るために皮下脂肪を蓄えるし、お尻の脂肪は豊胸にも使用できる。脂肪は敵なのでしょうか。
そう。脂肪を敵にするか味方にするかは私たち、一人ひとりの日々の生活にかかっています。
適度な運動、バランスのとれた食事、時には美容医療に頼るなど、脂肪との付き合い方を今年は見直してみてはいかがでしょうか。

(角 朋美)

執筆者:alluxe編集部

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