基礎代謝とは

呼吸や、食べ物の消化・吸収、不要なものを汗や尿、便として体外へ排出することなどといった、特段運動をしていなくても消費する、人間が「生命活動を行う上で最低限必要なエネルギー」のことを言います。

人は「体温を常に一定の温度に保つことができる」恒温動物であり、亀や蛇のように周囲の温度で動けなくなるなんてことはありません。実は、この体温を保つためにも基礎代謝の一部が使われているんです。夏は気温が高いので、体温を維持するのにエネルギーの消費をする必要がなく、逆に冬は気温が低いため、体温を保つためにより多くのエネルギーが必要となるわけです。

冬に太りやすい理由

上記の通り冬は夏に比べて基礎代謝が上がり、痩せやすくなるのですが、それ以上にカロリーを摂取していては当然体重の増加に繋がってしまいます。

冬太りの三大要因

その１：血行不良

寒いからと言って体を動かさないでいると、血行が悪くなり基礎代謝が低下してしまうことがあります。酸素や栄養素のやり取りも血液を介して行われるため、血行不良になると、そういった血液の運搬機能にまで支障をきたし太りやすくなるばかりか、不要物の排出がうまくできずにむくみとなって体に現れる場合もあります。

その２：カロリーオーバー

忘年会やクリスマス、お正月などお酒や高カロリーのものを食べる機会が増えるため、内臓に普段以上の負担をかけてしまいます。血流が消化のために内臓に集まることで結果的に体温が低下し、太りやすくなってしまいます。

その３：同じ量を食べても摂取する脂肪量が増える

動物も寒さに備えて体に脂肪を溜える冬は、必然的に食べ物から入ってくる脂肪の量も増える傾向があります。

冬に効率よく痩せるには

一般に「体温が1度上がると、基礎代謝は12％上がる」ことが知られています。体温を上げて基礎代謝を高めることで、効率よくエネルギーを消費できるわけです。
ただ、ここで勘違いされないでほしいのは、「入浴や運動などで一時的に体温を上げれば基礎代謝が上がる」と考えてしまうこと。基礎代謝に関与する体温とは、普段の体温すなわち平熱です。
一時的な体温上昇では、一時的な代謝アップにしかなりません。平熱が36℃を下回ると低体温と言われます。
この平熱を上げるには、大きく二つの方法があります。

一番エネルギーを代謝する筋肉を増やすこと

筋肉を増やすとは言っても、何も激しい筋トレをして筋肉ムキムキになる必要はありません。軽い筋トレとウォーキングを組み合わせることで、ムキムキにならない程度に、美しく筋肉をつけることができます。

インディバ®で体内から温める

スペイン生まれの医療機器であるインディバ®は、深部加温効果を利用して体を深層から温めて、代謝を活性化させることができます。個人差はあるものの、3～4時間は効果が持続するので、継続的に受けることで、入浴や温かいものを食べたりするより代謝アップ効果が期待できます。

これまで紹介してきたように、体温(平熱)と基礎代謝には密接な関係があります。
基礎代謝をうまく高めて、美しく健康的な生活を送ってみませんか？

（サクマユウナ）

執筆者：alluxe編集部