眼瞼下垂ってなあに? 保険で治せるの? 気になるその症状と治療法

眼瞼下垂ってなあに? 保険で治せるの? 気になるその症状と治療法

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  • 更新日:2017年10月20日

「目は口ほどにものを言う」ってよく言いますよね。 目は顔の中心に位置しているぶん、他のどの顔のパーツよりもその時の感情をダイレクトに周りへ伝えやすく、人の第一印象をも大きく左右する大事なパーツです。 人と話すときはだいたい相手の目を見て話すことからもわかるように、まぶたがしっかりと開かれていない眠たそうな目だと、貴方自身の印象まで落としてしまう可能性もあるんです。 そこで今回は、眠たそうな目「眼瞼下垂」についてその症状と治療法についてみていきましょう。

眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂とは?

瞼板に繋がる挙筋腱膜が緩んでいたり、外れたりすることで眼瞼挙筋がうまく働かなくなった状態のことをいいます。
もっと視覚的にわかりやすく言うなら、「目の開きが悪くなり、まぶたが瞳孔に被さってしまっている状態」です。

主な症状

上方の視野が狭く感じられたり、外見が悪くなったり(眠たそうな目に見える)といった不具合があります。
目の開きが悪くなると、眼瞼挙筋の下にあるミュラー筋が緊張状態となり、自律(交換)神経を刺激するため、頭痛や自律神経失調症などが発生します。眼瞼下垂は肩こりの原因になることもあるんです。

眼瞼下垂の種類と治療法

先天性眼瞼下垂

生まれつき、眼瞼挙筋(まぶたを上げる筋肉)の働きが弱いことが主な原因で、片眼性と両眼性があります。手術で眼瞼挙筋を短縮することで治療していきます。

後天性眼瞼下垂

加齢に伴ない、眼瞼挙筋と瞼板や皮膚との間の結合が緩んで起こることが主な原因です。
手術で、ゆるんだ挙筋と周囲組織の結合を再構築するように縫合することで、改善させることができます。

似てるようで違う?偽眼瞼下垂

まぶたの皮膚がたるんで覆いかぶさって視野が妨げられることで、「まぶたが重く開けづらくなる」といった面で眼瞼下垂と似ていますが、こちらは眼瞼下垂のような神経や筋肉の異常はありません。素人目では判断は難しいですので、必ず専門医に診てもらうようにしてください。

偽眼瞼下垂の治療はまずは、「皮膚のたるみがまぶたにあるのか、それともおでこにあるのか」で治療方法が分かれます。 たるみがまぶたにありかつ軽度の場合は、皮膚のたるみを折りたたんで視野を広げる「埋没法」が適切な治療法とされています。 たるみがおでこにある場合は、少し手術も大掛かりになり、眉毛の上のたるんだ皮膚を切除する「ブローリフト」などが選択されることが多いです。

保険適用の基準

眼瞼下垂手術には健康保険が適用される場合とされない場合があります。 しかしながら、眼瞼下垂ははっきりとここからが正常、ここからが異常といった境目がないため、健康保険が適用されるか否かは診断を受ける医師の裁量によるところが大きいのが現状です。 医師によっては、健康保険が適用されるのは主に重度の眼瞼下垂と診断されたときで、視野が狭く日常生活に影響が出ている場合だけなところもありますし、眼瞼下垂と診断されれば軽度・中度・重度に関わらず全て健康保険適用で手術してくれるところもあります。

これまで紹介したように眼瞼下垂の症状自体は、手術をすれば改善することができます。
しかし安く治療を受けられる保険適用の手術の場合は、あくまで眼瞼機能を正常に戻すことに重点が置かれた手術であり、審美面までは期待することができないのが実情です。
その一方で自費診療の眼瞼下垂手術であれば、術後の審美面の事も考えて目元を形成してくれるので仕上がりの面での不安感がなくなるというメリットがあります。
目は人の第一印象を左右する部分だからこそ、後悔のない選択をしてみませんか。

(サクマユウナ)

執筆者:alluxe編集部

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