なぜ年を重ねると二重アゴや首周りがもたつくのか？

女性の顔は25歳を過ぎた辺りから表情筋が衰え、それに伴い頬や輪郭付近についている皮下脂肪を支える力が低下し、どんどん下垂していきます。また年齢とともに脂肪がつきやすく、そして落ちにくくなっていきます。

加齢以外にも、口呼吸や下向き加減が続く長時間のデスクワーク、猫背やほおづえといった要素も考えられます。最近だとスマホの長時間使用の影響もあり、若い人でも顔のたるみで悩む人が増えているようです。

しかし、いきなり二重アゴや首周りがもたつくわけではありません。毎日のスキンケア後や休憩タイムなど、ちょっとした時間にできるケアを習慣化し、老け顔にならないよう予防しましょう。

二重アゴと首周りのもたつきを改善するツボ押しを習慣にしよう

1）二重アゴを改善、小顔効果があるツボ「上廉泉（かみれんせん）」

<位置>
アゴの真下の少しへこんだ部分にあります。上の写真のように上を向き、アゴの内側を触ってみると見つけやすいです。

<ツボの押し方>
右手が下になるように両手の親指を重ねます。首の前側の筋肉をのばすように、アゴを思い切り上に上げ、こすり上げるように押します。5～10回ほど繰り返してください。

<ツボ押しの際の注意点>
アゴ下の皮膚は薄くデリケートな部分です。肌に負担をかけないように、保湿クリームや乳液などを塗ってからチャレンジしてください。

2）首周りの贅肉を落としほっそり見せるツボ「人迎（じんげい）」

<位置>
喉仏から指２本分、左右の外側にそれぞれあります。正しい位置に指を置くと、動脈の拍動を感じるはずです。

<ツボの押し方>
人差し指を使って左右交互に押します。３秒押しては３秒休むを３～５回繰り返してください。

<ツボ押しの際の注意点>
必ず片方ずつ押すようにしてください。頸動脈が通っているため、左右両側を同時に押すと酸欠になる恐れがあります。ご注意を！

（安田 みゆき）

執筆者：alluxe編集部