「秋バテ」の症状とは

次のような症状が3つ以上ある場合、秋バテを疑ってください。

1.肩こり、頭痛がある
2.身体がだるく、また疲れやすい
3.頭がぼんやりする
4.すっきりと朝、起きられない
5.食欲不振である
6.なかなか眠れず、不眠気味
7.めまい、立ちくらみがする

「秋バテ」の原因に迫る

上記のような症状が出てしまう原因は、まず秋の雨と気候の変化が挙げられます。
初秋は雨の日が多く、また台風で気圧が乱れます。さらに昼と夜の気温差が激しく、夏かと思えば冬を思わせる気候の日もあり、気温が落ち着きません。体がついていかないのです。

自然が原因だと受け入れるしかありませんが、自分が原因のことも。それは夏の生活習慣を続けてしまっていること。
初秋にもまだ暑い日はあります。そういった日に冷たいものばかり、とっていませんか？ 特に冷えたアルコール飲料には血管を収縮させる「チラミン」が含まれるため、とりすぎると頭痛を引き起こす恐れも。
体を冷やすことで頭痛だけでなく、夏の疲れをリセットできずに疲労感が増してしまうのです。

「秋バテ」対処法

元気に秋を過ごすために、そして秋バテから脱却するために気をつけたいのは、以下の3点。

1.冷房で体を過度に冷やさない
2.胃の調子を整える
3.入浴を心がける

冷房の設定温度を少し高める、使用時間を短めにするなど、環境を整えましょう。

そして知らず知らずのうちに夏の負荷がかかっていた胃をリセット。かぼちゃ、生姜、くるみなど体を温める食材を積極的に摂り、飲み物はどうか温かいものを。

極めつけは入浴。38～40℃のぬるめのお風呂、湯船にゆっくりとつかってください。半身浴だとなお可。こうすることによって体を睡眠モードに切り替えることができます。芯まで温まることが大切です。


秋を目いっぱい、楽しむために。秋バテとは無縁の生活を目指しましょう！

（角　朋美）

執筆者：alluxe編集部