美肌治療で人気上昇中！ ピーリングで叶うキレイとは？

「ピーリング」は、その名の通り、皮を剥く「peel」からきた治療法です。古い角質を剥離して、新しい肌へと導きます。体の負担が少ない施術で、即時的に効果がある治療として、初めて美容医療を受ける方、アリュクス読者からも人気の高い美容医療です。

今さら聞けないピーリング(1)　美容医療で行うピーリングとは？

多彩な「ピーリング」ですが、薬剤を使った「ケミカルピーリング」は一番ポピュラーではないでしょうか。ケミカルピーリングに使われるＴＣＡ（トリクロール酢酸）ピーリング、フェノールピーリングなどの薬剤、*ＡＨＡ（アルファハイドロキシ酸）30％以上、ｐＨ3以下の高濃度の薬剤使用、レーザーやIPLを使用したレーザーピーリングは、医療行為になります。
*ＡＨＡに属する酸（グリコール酸、乳酸、リンゴ酸）

今さら聞けないピーリング(2)　どんな効果があるの？

古い角質が残った肌は、キメが荒く乾燥したくすんだ肌に。この角質を「ピーリング」によって取り除き、肌代謝を良くすることでキメが整ったみずみずしい肌へと生まれ変わります。

一般的ないわゆるケミカルピーリングは、よりダメージレスに進化を遂げてきました。

肌の表面に酸性の薬剤を塗布し、皮膚を剥がす科学的方法。古くなった角質や毛穴に詰まった角栓や老廃物など不要なものを取り除き、一般皮膚科でも、ニキビ治療に使用されるなじみのある治療です。ドクターが肌質や、その時の肌の状態によって薬剤の種類や濃度、時間を選定し、気になる肌悩みを改善します。ほぼ痛みやダウンタイムがなく、美肌効果を追求した製品開発も盛んです。

薬剤が苦手な方も受けられる手軽な治療や、マシンによって効果を高める治療があります。

顔全体にメラニン色素と同じ粒子の黒いカーボンローションを塗りこみレーザーやIPLを照射。カーボン粒子を蒸発させることで毛穴のつまりや古い角質などを除去します。レーザーの効果でコラーゲン生成を促し肌の引き締まりやハリ感を実感。ターンオーバーを促すジェネシスや美容成分も導入できる複合要素が詰まったハイドラフェイシャルなど、マシンを使ったピーリングも多種多様です。

自分に最適なピーリングを探して「新しい自分」へ

「ピーリング」の効果は、どれも基本的にほぼ同じです。注目するポイントは、どれぐらい深く届くのか、それに伴い肌へのダメージやダウンタイムはどれぐらいになるのか。大切なのは“その時の肌状態”を考慮することです。
例えば、普段は肌トラブルが少ない人でも、時期によって肌が敏感になることがあります。よく行なわれている治療について知って、自分にぴったりのピーリングを見つけてみましょう。簡単に頭にいれておくだけで十分です。