暑さにも効果的？ アロマテラピーとは

アロマオイルの効果を活用し、暑さを打ち払える方法があります。 アロマとは植物の香りのことをいいます。花、フルーツ、木などによって抽出の仕方は異なりますが、昔から代替医療に使われ親しまれた自然療法のことをいいます。

薬のような即効性は中々ありませんが、ゆるやかに悩みを改善、回復して心身ともに健康へと導きます。 美容効果も高くコスメやエステティックに取り入れられることも多いですね。その多岐にわたる効果効能は、暑さ対策にも活用されています。

今回は、暑さ対策・夏バテに効果的なアロマの種類と楽しみ方を紹介します。

おすすめのアロマ

■ペパーミント
万能薬と言われるハーブ
体感温度−4°Cという報告があるペパーミントは夏に欠かせないハーブ。 食べ物にも多く使われていますよね。
ℓ-メントール（エルメントール）という成分が神経を刺激することで冷却効果をもたらします。 肌や髪への効果として収れん効果、その他ゴキブリ忌避など。
他・スペアミント
【アロマの楽しみ方】
芳香浴・沐浴。シャワー時に1、2滴垂らすだけですっきり爽快感があります。

■レモングラス
レモンの香りがするイネ科の植物
リフレッシュできるオイルとして人気のレモングラス。 飲食にも多様に使われるハーブです。柑橘系の香りはスッキリ爽快感を与えるほか、デオドランド効果も高く夏にかかせない香りです。
他・レモン／グレープフルーツ
【アロマの楽しみ方】
芳香浴・沐浴・ハウスキーピング

■ユーカリ
オーストラリアを原産とする樹木
コアラとセットで有名なユーカリ。殺菌効果が高く、花粉症や風邪の症状を緩和する効果が高いアロマです。 スカッとする清涼感ある香りは暑さ避けや集中力を高めてくれます。
他・ローズマリー
【アロマの楽しみ方】
芳香浴・玄関などの脱臭にも効果的

■ベチバー
インド原産のイネ科の植物
暑いインドではベチパーの根でブラインドをつくります。 時々このブラインドに水をかけると独特の暑さを癒やす香りが漂います。 別名、静寂の精油と言われ、ストレスや緊張状態を緩和し心を穏やかに落ち着かせる効果があります。 肌への効能として抗炎症作用や防虫効果も。
【アロマの楽しみ方】
芳香浴・沐浴。甘くてスモーキーな香りは香水のベースとして使われることも。

暑い夏に冷たい飲食でカラダをクールダウンさせたり、漢方などの薬で体内を冷やすこともいいですが、 アロマの力を借りてカラダに負担をかけずに美しく涼を愉しんでみてはいかがでしょうか。

（加藤けいこ）

執筆者：alluxe編集部