ホクロ除去をクリニックでするときに知っておきたいこと
クリニックでのホクロ除去方法とは、おもにレーザー治療、高周波・電気メス、切除法、くり抜き法、凍結法です。なかでもレーザー除去は範囲にもよりますが、5~30分程度で除去でき、ダウンタイムも少ないため、手軽な方法として知られています。
ホクロ除去で使われるレーザーはおもに炭酸ガスレーザーとQスイッチレーザーです。
炭酸ガスレーザー
患部に照射することによって、細胞に含有される水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸発して瞬時にホクロを除去します。この蒸発は皮膚表面だけに限られるので、ホクロを除去したあとの患部の治癒も早い傾向があります。盛り上がっているホクロ除去も可能です。
Qスイッチレーザー
シミ、ホクロ治療に使われるレーザーです。色素を破壊することで、ホクロを除去します。そのため、平らなホクロに有効です。2種のモードを症状によって使い分けて照射することができるため、正確に除去できます。レーザーの波長を調整することによって皮膚の内部に到達する深さも調節できるのがその理由です。また、照射時間が短くて済む特長があるため、皮膚への傷を最小限にとどめます。
レーザー治療のダウンタイムと費用
照射直後は赤み、傷口が治りかけの時にかゆみが出ることがあります。かゆみは新しい皮膚が再生・成熟するときに生じるものです。赤み、かゆみともに冷やして対応してください。
シャワー・洗顔・洗髪・入浴は、患部に触れなければ当日から可能です。
気になる費用ですが、直径1mmで¥5,000~7,000のところが多くなっています。
レーザー治療は痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないため、手軽に受けたいと思いがちですが、ホクロ除去の場合は5mm以下のホクロに適していると判断されることが多いです。そのため、6mm以上のホクロをお持ちの方は、レーザー治療より別の治療をクリニックで勧められることも。
レーザーでホクロを除去したいと思ったら、まずはクリニックでのカウンセリングをおすすめします。