私って多汗症? 汗っかきと多汗症の違いと対処法

私って多汗症? 汗っかきと多汗症の違いと対処法

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  • 更新日:2017年5月4日

そろそろ夏が近づいてきましたね。汗ばむ季節がやってきて嫌だなと感じている方もいるかもしれません。嫌でも吹き出してしまう汗。その汗について、深く考えたこと、ありますか? 自身がただの汗っかきなのか、はたまた多汗症という病気なのか。多汗症なら軽度なのかそれとも重度なのか。今日はその違いと対処法について考えていきます。

汗っかきと多汗症の見分け方

汗っかきと多汗症の見分け方

汗っかきと多汗症は似て非なるものです。その違いは汗のかき方によります。汗っかきの汗は体温調節をするための生理現象ですが、多汗症の汗は体温調節に関係なくかいてしまう汗です。暑くても寒くてもどんなシチュエーションでも多汗症の方は汗をかいてしまうわけです。

多汗症の分類

多汗症には2つの種類があります。全身に汗が増える全身性多汗症と体の一部のみに汗が増える局所性多汗症です。
その中でも全身性多汗症には、原因のない原発性と神経疾患を併発するものがあります。そして局所性多汗症には、同じく原因のわからない原発性と外傷、腫瘍などの神経障害に伴うものがあります。

自身が重度かどうかの判別には基準があります。Struttonらが自覚症状から4段階に分けたHyperhidrosis disease severity scale(HDSS)です。以下のように分けられます。自身を当てはめてみてください。

私って多汗症? 汗っかきと多汗症の違いと対処法

・まったく気づかない、邪魔にならない場合。
・我慢できる、たまに邪魔になる場合。
・どうにか耐えられる、しばしば邪魔になる場合。
・耐えがたい、いつも邪魔になる場合。

後者2つが重度多汗症の指標になっています。

多汗症の対処法

外用薬か注射治療が主流です。
外用薬は塩化アルミニウムのアルコール溶液か水溶液を用い、ティッシュやコットンに染み込ませて患部に塗るだけです。注射治療ではボツリヌストキシンを注入することによって、汗を止めます。
外用薬もボツリヌストキシン注射も基本的に自費診療になりますが、多汗症の中でも「腋窩多汗症」という健康保険が適用される場合もあります。カウンセリングに行く際は確認してみると良いでしょう。

普段かいている汗。どんな時でも汗をかいてしまったり、その量が尋常ではなかったりしたら、一度クリニックへ相談を。悩んでいる間に、その汗の量、改善しませんか?

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