28歳にして自分の毛と真摯に向き合う

そもそも体毛って、なぜ生えているのか考えたこと、ありますか？
全身が体毛に覆われていた時代まで遡って、その理由は3つ。まずは体温保持のため。その頃はまだ服を着る習慣がなかったのです。次に外界からの刺激を和らげるためのクッションとしての役割がありました。そして最後は感覚器官としての働きが挙げられます。毛深いと分かりますが、物に触れるとき、肌に触れる前に体毛に触れるとそれを認識できますよね。毛深くない人には髪に触れられた時の感覚と言えば分かるでしょうか。髪の毛に触れられるとなんとなく分かりますよね。それが毛の感覚器官としての働きです。

しかしながら、進化とともに服を着るようになったため、人間は体毛で覆われている必要はなくなりました。今、毛が残っているのは進化の過程の名残です。

毛との関係を今、清算する

自分の毛が進化の名残だと分かって「もしかしてこれって必要な毛なの？」という疑問もなくなり、私は安心して手足の医療脱毛を受けました。大腿・ヒザ・下腿・足指甲・上腕・ヒジ下・指甲・ワキの部位をアレキサンドライトレーザーで焼き切るのにかかった時間は1時間半。

施術の際は、アレキサンドライトレーザーを当てやすいように体を部位に分けて、さらにペンでマーカーをして行います。私が行ったクリニックでは蛍光ペンでマーカー。手順としては、マーカーをして、レーザーを当てて、冷やして、マーカーをして……を部位ごとに繰り返します。

痛みは個人差はあると思いますが、輪ゴムを強く弾かれる程度で、私の場合は部位によっての差はあまりありませんでした。

注意した方がいい点があるとすれば、部位によって医療脱毛を受けている回数が異なるのであれば申告した方がいいということ。私の場合は、ワキを5回医療脱毛した後にワキを含む手足のコースを組んだので、ワキに関しては6回目でした。それを話すと「ではより効果が出るように出力を上げて行います」とのこと。つまり、1回目と6回目は出力が違うわけですね。

今まで私たちを守ってきてくれた毛と別れて、素肌をさらす。自信を持って脱げる夏のため、今から医療脱毛はいかがですか。

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