いまあるシミにはその原因に応じた最適な治療を! シミ消しレスキュー情報
- スキンケア
- 更新日:2017年2月17日
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世の女性の美の敵でもあるシミは、一度できるとなかなか消すことが難しいもの。前回のコラムではシミができるメカニズムと、これ以上増やさない方法についてお話しましたが、今回は一歩踏み込んで、「できてしまったシミ」を薄くする方法について紹介していきます。
シミ対策はまずは敵を知ることから! シミにまつわるエトセトラ
世の女性の美の敵でもあるシミは、一度できるとなかなか消すことが難しいもの。前回のコラムではシミができるメカニズムと、これ以上増やさない方法についてお話しましたが、今回は一歩踏み込んで、「できてしまったシミ」を薄くする方法について紹介していきます。
シミ対策はまずは敵を知ることから! シミにまつわるエトセトラ
シミは、その原因と形状で分けると大きく以下の4種類に分けられます。
それぞれの特徴と、できてしまった場合の治療方法について見ていきましょう。
紫外線が原因でできるシミで、一般的にシミと言われるものの大部分がコレ。ほお骨の高いところやコメカミにできやすく、数㎜~数10㎜ほどの大きさの平坦で丸い色素斑であることが多いです。
予防するには年間を通して日焼け止めを使うなど紫外線を防ぐことが効果的です。
ただし、一度できた老人性色素斑が自然に消えることはないので、レーザー治療や光治療(フォトフェイシャル)、外用薬治療(ハイドロキノンやトレチノイン)などを組み合わせて治療を行います。
30~40代の女性によく見られる、頬まわりに左右対称にでるシミのことです。紫外線の影響を受けないこと、閉経とともに消えることから、妊娠・出産の経験や経口避妊薬の服用等によって女性ホルモンが乱れることが関係していると言われています。
肝斑ができている肌はデリケートな状態なため、他のシミ治療のようにレーザーなどの刺激を与えるような治療をしてしまうとかえって悪化してしまう恐れがあるので注意が必要です。
肝斑か否かの判断は専門家でなければつかないため、「肝斑かな?」と思ったら、自己判断せずに専門医に相談してください。
小学生くらいから小さな斑点が鼻を中心に顔全体に散らばったように出るのがソバカスです。原因は遺伝によるものですが、成長とともに増えたり、妊娠や紫外線の影響で濃くなる場合もあります。
治療としては、光治療とビタミンC導入の併用、ケミカルピーリング、レーザー治療など様々な方法があります。
ソバカスよりも大きい、やや青みがかった黒色の斑点が額や目のまわり、頬などにできるのが遅発性両側性太田母斑です。生まれてすぐに出現するものもあれば、成人になってからできることもあります。
表皮にできる他のシミとは違い真皮にメラニンが蓄積するため、美白化粧品などでは効果が出ず、レーザーでの治療が必要となります。
これまで紹介してきたように、ひとくちにシミと言っても出現する場所や色、形によって色々な種類があります。
それぞれに適した治療法があるため、決して自己診断で市販やネット通販の薬を使わずに、専門医の適切な診断を受けるようにしましょう。
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