肌質別チェック! 病院で受けられるケミカルピーリングの種類と選び方|美容コラム

肌質別チェック! 病院で受けられるケミカルピーリングの種類と選び方

2017-02-07 10:00:00

キレイな素肌のベースをつくる「ケミカルピーリング」を肌質別にご紹介します。

タグ:ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングとはその名の通り「Chemical=科学的に」「Peeling=(皮膚)剥離」のこと。薬品を使って皮膚を剥がすとなるとちょっと恐いイメージを抱いてしまいますが、肌表面に蓄積された古い角質や汚れを取り除くことで肌トラブルを改善し、肌の健康状態を維持するには欠かせない肌サイクル(ターンオーバー)を正常にしてくれるんです。しかし、ピーリング剤の種類によっては自分の肌質や悩みにあった処置でなければ効果がないどころか、肌トラブルを引き起こす恐れも! まずは自分の肌の性質を知った上でケアを受けることが大切です。

「テカリやすい・ざらつき肌」の方にはサリチル酸マクロゴールピーリング 

肌のテカリや毛穴の開きや黒ずみ、角栓(皮脂)のつまりが原因でいつも肌がざらついているのは、肌の一番上にある古い角質が原因です。「サリチル酸マクロゴールピーリング」は、角質層のみに働きかけ毛穴トラブルの原因となる古い角質を溶かし、肌表面を均一に整えます。刺激が強いサリチル酸をマクロゴールという基剤で溶かしているため、刺激が少なく、痛みや赤みをともなうことがほぼないのが特徴です。マイルドなピーリングですが角質を剥離する作用は充分あるので、月1回程度受ければ充分な効果を期待できます。

「ニキビができやすい肌」の方にはグリコール酸ピーリング

ニキビや毛穴の詰まりに日々悩んでいる肌質の場合は、ニキビ菌に対する効果が強い「グリコール酸ピーリング」を。薬剤の成分は、パイナップルやサトウキビなど植物由来。殺菌作用に優れているため再発しやすい大人ニキビにも効果的です。また、サリチル酸マクロゴールピーリングが角質にのみ作用するのに対し、皮膚内部に浸透するので肌細胞を活性化させるので、肌のハリや弾力もアップします。2週間に1回程度受けると良いとされており、強い副作用はありませんが、ピリピリとした刺激や赤みをともなうことがあります。

「くすみやすい肌」の方には乳酸ピーリング

先述の「サリチル酸マクロゴールピーリング」「グリコール酸ピーリング」が主に角質ケアを目的としたものに対し、メラニン色素が原因となるくすみやニキビ跡の色素沈着、シミ予防に効果的なのが「乳酸ピーリング」です。グリコール酸ピーリングのように浸透性はないので肌への負担がほぼなく、肌が弱いという方でも受けることができます。また、主成分である「天然乳酸」は美白作用だけでなく保湿効果もあるので、肌に潤いが足りないと感じる方にもおすすめです。2週間に1度を目安に5回程度受けると肌質改善が期待できます。

「ニキビ跡で肌に凸凹状態」の方にはトリクロロ酢酸ピーリング

深い陥没状態のニキビ跡や大きな毛穴の開きに適したピーリングです。他のピーリングが薬剤を顔全体にまんべんなく塗布するのに対し、トリクロロ酢酸ピーリング(TCA療法)は強力な酸性の薬剤を使用するため、患部に一滴ずつ垂らし、熱傷作用に皮膚が反応し回復する「創傷治癒作用」を利用したもので、約1週間かけて表皮剥離し、新しい皮膚に生まれ変わるのを促します。この施術は、ピンポイントの治療に向いていますが広範囲にわたり複数のニキビ跡を改善したい場合には『フラクセル』などのレーザー治療がおすすめです。

基本的に「ケミカルピーリング」は肌質が変わるので、つるんとした“ゆで卵肌”になれるものです。しかし、肌のバリア機能が低下している重度の乾燥肌や敏感肌には、薬剤による刺激を与えない方が良い場合もあります。もちろん、刺激が少ない薬剤を使用しているピーリングもありますが、信頼できる皮膚科医に肌診断をお願いした上で施術を受けましょう。

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