汗をかく前に、ニオイが発生しないように予防をしておくことが大切です。わき毛は剃るか脱毛しましょう。女性としの身だしなみだけでなく、わき毛は細菌が繁殖しやすくニオイの原因です。衣服を着る前に、殺菌や除菌効果がある消臭デオドラントも使いましょう。そして、吸収性の良い綿の肌着を着るか、汗取りパットを使いましょう。汗をわきに溜め込んだまま放置しておくと、雑菌が増えてニオイの原因に。吸収性の良い肌着と汗わきパッドは、服の汗じみ予防にも効果的です。
汗をかいたら、汗拭きシートや濡れたタオルでわきの下を拭きましょう。「濡れているもので拭く」のがポイントです。汗だけをふくなら乾いたタオルでもOKですが、ニオイの元からキレイにしたい場合は、水分を含んだもので拭くとニオイのもとを除去できます。

わきがは美容クリニックなどで、健康保険適用で治療することができます。手術の内容によっては、自由診療扱いでの治療になるので、医師とじっくり話し合って決めると良いでしょう。美容クリニックでのわきが手術は、わきを少し切開して皮下組織を取り除く方法が一般的なようです。術式によって、傷跡の大きさや術後に圧迫が必要です。最近では、超音波や電磁波の機械をあてるだけで、わきがを治療する機械もあります。

わきのニオイと同時に多汗症に悩まされている人も多いのではないでしょうか？ 多汗症は、わきだけでなく、手のひら、足の裏に発生します。手汗がひどくて人と握手できない…といった悩みを抱えている人も。汗が大量に出る原因には、何か病気が関係している場合もあります。甲状腺ホルモンの増加やアドレナリンが大量に分泌されたり、代謝を高めるため多汗になったり、更年期障害の症状のひとつで、エストロゲンの分泌低下などがあります。

美容クリニックで手のひらや足の裏の治療には、内視鏡を使って交感神経を遮断します。最近では、効果は一時的ですが、多汗症注射を打って汗を止める方法もあります。また、わきがの人は多汗症でもある場合が多いとか。わきがの手術でアポクリン汗腺、皮脂腺を切除すると多汗症も解消されて一石二鳥！

渋谷には、わきがや多汗症治療をおこなっている美容クリニックがたくさんあるので、気になる人は医師に相談してみては。

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