渋谷に集まる10代～20代で、悩みが多いのはニキビ。重度のニキビは、いくら自分でスキンケアを頑張っても、なかなか改善されません。間違ったスキンケアをしていると、さらにニキビが悪化してニキビ跡になり、気がついたら肌がボコボコになってしまうことがあります。間違ったスキンケアの代表として、「自分はニキビがあるからオイリー肌だ」と思って熱心に洗顔をしていたら、実は顔の洗い過ぎで乾燥肌になっていた…という例があげられます。

ニキビができてしまったら、美容クリニックへ相談するのがおススメです。渋谷には美容クリニックが数多くあり、テレビCMやビルに大きな看板が出ている大手美容クリニックも揃っています。

美容クリニックでの治療では、肌の表面にあるアクネ菌の殺菌や、詰ってしまった角質のケア、塗り薬や内服薬で肌の表面と体内の両方から改善していきます。

ニキビ治療で一般的なのがケミカルピーリングです。薬剤で古い角質や皮脂汚れを取り除いて、肌の新陳代謝を正常に戻します。ビタミンCのイオン導入を一緒に行なうと、皮脂の分泌や炎症を抑える作用があり一石二鳥。薬剤で肌が多少ヒリヒリするすることがあります。また肌が弱い人は施術後に顔が少し火照って赤くなってこともあるので注意が必要です。薬剤のヒリヒリが苦手な人には、特殊な粉を顔に吹きつけて角質を削り取るクリスタルピーリングやダイアモンドピーリング、レーザーピーリングがよいでしょう。

炎症ニキビケアにはアクネ菌を殺菌する、LEDダイオード療法があります。皮膚の深部まで光エネルギーを届けて、ニキビの原因菌を殺菌して肌のターンオーバーを促します。LEDダイオードを受けると、殺菌によって化膿したニキビの赤味が小さくなることが期待されます。

ニキビは治ったけど、肌がデコボコ…とニキビ跡が気になる場合には、自己流のスキンケアだけで改善するのは難しいのが現実です。ケミカルピーリングはニキビ跡にも効果があります。肌の新陳代謝が高まることで、ニキビ跡が薄くなっていきます。

その他には、光治療やレーザー治療が有効です。フォトフェイシャルやオーロラは、光を照射することでコラーゲンを活性化させて肌を改善します。レーザー治療のフラクショナルレーザーやダーマローラーは、肌を入れ変える施術と言われています。肌に0.1mmの極小のレーザーを照射させて肌の再生を促します。1ヵ月おきに5回受けると、肌全体が入れかわるということです。色素沈着したニキビ跡はもちろん、デコボコ肌にも効果があります。

ニキビ治療には塗り薬や内服薬を使用する方法もあります。塗り薬はダラシンT、イブプロフェンピコノール、ディフェリンゲルが処方され、内服薬は抗炎症剤やビタミン剤、漢方が症状によって処方されます。クリニックによっては保険が適用される場合があるので、希望する場合は予約の時に確認するようにしてください。（自費診療しか行っていない美容クリニックもあります。）

年齢とともに刻まれた深いシワ、これをスキンケアだけで薄くするのは非常に難しい。特に眉間や法令線は、見た目年齢が老けて見えるので、気にする人が多いと思います。額の横ジワや目尻の笑いジワなど、表情の癖によってシワができてしまうことも。でも毎日入念にマッサージをして、高級なクリームや美容液を使ってみても改善されない場合があります。

美容クリニックでは、気になるシワにヒアルロン酸注射やボツリヌス注入薬を打つことにより、改善していきます。施術時間が短く、施術直後からお化粧ができます。また、薄いシワやちりめんジワは美肌マシンで解消することができます。ジェネシスなどの機械で肌の真皮上層部に熱を加えることで、肌のコラーゲンが増生されて肌がふっくらするためシワが目立ちにくくなります。

ただし、ハリウッドの女優やセレブはシワ治療注射を打ちすぎて、笑っても顔が引きつっていると言われることも。何事にも限度があるので、やり過ぎには注意しましょう。

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