笑顔のキレイな人は男女問わず人から愛されやすいもの。そしてキレイな笑顔になるためのポイントのひとつが白く美しい歯です。笑ったときに歯が黄ばんでいたり歯の色がくすんでいるとそれだけでマイナスの印象に。
ホワイトニングは、歯に専用の薬剤を塗布して歯の色を自然な白や、それ以上の白さに近づける施術。ホワイトニングは主に「オフィスホワイトニング」「セルフホワイトニング」「ホームホワイトニング」の3種類に分かれ、自分がなりたい歯の白さや生活スタイル、予算などによって選択することができます。
ホワイトニングの特徴
オフィスホワイトニングとは
歯科医院で行うホワイトニングをオフィスホワイトニングといいます。
オフィスホワイトニングは歯科医師の管理下で行われるため、濃度の高い薬剤を使用できることが特徴です。また、口腔内に触ることのできるスタッフが施術を行うため、施術者は歯科医師または歯科衛生士に限られます。最近ではホワイトニング専門医院などのホワイトニングに特化した歯科医院も増えてきています。保険適用外のため金額は歯科医院によって異なりますが、¥50,000くらいまでの金額で、安いところでは数千円から受けることができます。
セルフホワイトニングとは
薬剤の塗布から照射までを歯科スタッフではなく自分で行うホワイトニング方法。薬剤もオフィスホワイトニングのものより弱めのものを使用するため、歯科医師の管理下で行う必要はありません。歯科医院でセルフホワイトニングシステムを導入しているところもありますが、ホワイトニングサロンやホワイトニングバーなどの専門店で行うことが多いです。
他のホワイトニング方法と比べてリーズナブルなのが特徴で、1回あたり¥5,000程度に設定している店舗が多いです。中には10分あたり¥1,000など、施術時間で金額を設定しているところもあります。
ホームホワイトニングとは
歯科医院で歯型を取って自分専用のマウスピースを作り、そこに歯科医院から処方された薬剤を塗布し、自宅などでマウスピースを装着して行う方法です。
オフィスやセルフのホワイトニングは歯科医院やホワイトニングサロンに出向いて施術を受ける必要がありますが、ホームホワイトニングでは照射をしないため、一度マウスピースを作成すれば歯科医院・サロンが開いていない時間でも自分のペースでホワイトニングを行うことができます。金額はマウスピースを作成する歯科医院や処方される薬剤の種類によって異なりますが、およそ¥10,000~¥30,000ほどです。
このような方におすすめ
- 第一印象をよくしたい方
- 「人前に出る仕事をしている」、「面接やお見合いを控えている」など、相手に与える第一印象を少しでもよくしたい方に。白い歯は相手に健康的で明るい印象を与えます。
- 写真に残るイベントを控えている方
- 結婚式や同窓会など、自分の顔を写真に撮られる機会の多い方にもおすすめです。せっかくの大イベントで楽しかったのに後から写真を見て自分の黄ばんだ歯に後悔……なんてことにならないよう、歯のケアもしっかり行ってから臨みましょう。
- セラミック治療を考えている方
- 歯の欠損部分を埋める、銀歯を目立たなくする、歯並びを整えるなどの理由からセラミック治療を考えている方に。治療時は、原則、もとの歯の色に合わせた色みのセラミックを使って人工歯を作りますが、セラミックの歯にはホワイトニングが効かず、色を変えることができません。歯を全体的にキレイにしたいなら、まずはホワイトニングを受けてからセラミック治療を受けるのがおすすめです。
よくある質問
- Q.薬剤はしみますか?
- 最近ではしみにくい薬剤も出てきていますが、多少はしみることが多いようです。しかし薬剤の塗布前に歯肉を保護するジェルを塗るなどして、最小限に抑えることは可能です。
- Q.健康保険は使えますか?
- ホワイトニングはどの施術の場合もすべて自費です。そのため、健康保険は使用できません。
- Q.クリーニングとホワイトニングの違いは?
- 歯科医院で行うクリーニングは、歯科医師や歯科衛生士などの手によって歯の表面や歯間に溜まった汚れを落とすことで歯をキレイにする方法です。保険の範囲内でできる場合と保険が効かない場合があります。対するホワイトニングは、歯の色自体を白くする方法のことを言います。
リスク・副作用・ダウンタイム
- リスク・副作用
- 歯自体にひび割れや傷、虫歯がある場合はここに薬剤がしみて痛みを伴います。また、日々の食生活や嗜好品(コーヒー、タバコなど)によって色戻りしてしまうことがありますので、定期的に受けることをおすすめします。
- ダウンタイム
- ダウンタイムはほぼありませんが、まれに歯が熱を持ってしまったり、痛みや強いしみを感じることがあります。しかし、これらは数時間~2、3日で引いていくことがほとんどです。