痛みもダウンタイムもほとんどないレーザー治療

忙しい毎日を送っている現代人は、長い間仕事を休んだり人前に出ないということはなかなか難しい。できれば施術時間は短い方がいいし、施術後すぐにメイクもしたいですね。
そしていろんな肌トラブルに対応してくれる施術があったら…。この2つのレーザー治療はそんな人におすすめです。

美肌と顔脱毛を叶えるレーザーフェイシャル

キャンデラ社の低出力のロングパルスアレキサンドライトレーザー装置「Gentle LASE（ジェントルレーズ）」を使用します。
顔全体に照射すると、表皮の淡いシミやそばかす等を除去して真皮（皮膚の深い部分）のコラーゲンに働きかけ、肌を活性化。ハリを復活させてシワや頬のたるみを改善します。毛穴の引き締まりとニキビの減少効果も期待できます。
レーザー照射直前に冷却ガスが出て照射部位を冷やすので、痛みが軽減されるのが特長です。1ヶ月に5～6回の照射で効果を実感することが可能です。

顔脱毛メニュー

毛根に含まれるメラニン色素に反応して脱毛効果を得ることができるので、うぶ毛の脱毛効果があり、顔脱毛にも使用されます。

肝斑治療に適したレーザートーニング

これまで、肝斑の治療にはレーザーは向いていない、悪化させてしまうこともあると言われてきました。しかし、レーザートーニングは弱い出力で均一に幅広くレーザーを照射することで、肌の色ムラや肝斑を治療していきます。
ダウンタイムやダメージはほとんどありませんが、出力が弱いため回数を重ねて治療が必要です。通常5～10回程度の施術で効果が現れます。

レーザートーニングに使用されるマシンのいろいろ

レーザートーニングにはルートロニック社のスペクトラや、サイノシュア社のメドライトC6、その上位機種のレブライトSIなどが使用されます。

●スペクトラを使用した治療

1064nmと1532nmの2種類のレーザー波長と、ロングとショートのパルスを切り替えることで肝斑を除去します。

●メドライトC6を使用した治療

1064nmと532nmの2つの波長を搭載、症状に応じて使い分けることにより幅広い適応に対応します。

●レブライトSIを使用した治療

メドライトC6の上位機種です。従来の1064nmと532nmの波長に加え、レブライトSIは650nmと585nmが使用できるので、より効果的な治療が可能です。PTPモード搭載で、痛みや刺激を減少させています。

肌トラブルの原因が何かは、自分では正確な判断ができません。まずは美容クリニックで専門のドクターに相談、診断を受けてみてください。

（佐藤マキコ）

執筆者：alluxe編集部