あなたは大丈夫? 年齢があらわれる首のエイジングケア

あなたは大丈夫? 年齢があらわれる首のエイジングケア

  • スキンケア
  • 更新日:2019年4月10日

だんだんと気温が上がってくると、今まで隠れていた首周りが目に付く季節に。すっきりときれいな首は若々しく見えますね。反対にシワやたるみ、ブツブツがあったらどうでしょう? 実年齢より3~5歳は上に見えるかも。鏡を見てあれっ!と思ったら、エイジングケア方法について見直してみましょう。

老けて見える原因NO.1の「シワ」

老けて見える原因NO.1の「シワ」

首の皮膚は薄いのでたるみやすく、シワになりやすい場所です。そして自分が思った以上に日常的に動かしている部位です。下を向いてスマホを長時間見る、姿勢のクセや動作の繰り返しなどによってシワができます。また自分に合っていない枕で眠ることが首に横ジワができる原因になります。

それと同時に首のシワで気になるのが縦ジワ。これは乾燥と紫外線によって発生します。首は皮脂腺が少ないので潤いが失われやすいのです。
毎日のスキンケア時、顔と一緒に首にもお手入れを。たっぷりと化粧水や乳液を塗って、マッサージしましょう。そして日焼け止めも忘れずに。
ちょっとあらたまった日には首にもシートマスクを使ってみましょう。しっかりと保湿した後は、ハリのある美しい首になれること間違いなしですよ。

首のシワ治療には「マッサージピール」

しわが深くなってしまって、セルフケアでは間に合わない、どうしたらいいの!? という方には、マッサージピールでの治療があります。
イタリア生まれのピーリング剤で、剥離作用が少ないのでダウンタイムを気にせず受けられます。皮膚に塗って約10分、マッサージをしながら揉みこみます。肌の真皮深層まで浸透させることで線維芽細胞を活性、コラーゲン増生が促進されます。

他人からよく見える「首のイボ」

他人からよく見える「首のイボ」

首にできるイボにもいろんなタイプがあり、それによって治療法も変わってきます。

軟性線維腫(スキンタグ)

顔や首、デコルテなど皮膚の柔らかいところにできるイボで、1~3ミリ飛び出しています。体質によってできるもので20代の人にもできることがあります。良性の皮膚腫瘍の一種ですが、40代以降に増える傾向にあります。
液体窒素で凍らせて取るか、CO2(炭酸ガス)レーザーを使用して取り除きます。小さいものはハサミで切除することもできます。

脂漏性角化症(老人性イボ)

顔や頭にもでき、ザラザラとしています。はじめは1ミリ程度ですが、だんだんと大きくなります。日光が当たる箇所に多くでき、紫外線が原因とされています。次第に黒く盛り上がってくるので、早めに治療することが肝心です。
イボがそれほど大きくない場合は液体窒素で、大きい場合は、CO2(炭酸ガス)レーザーで切除します。

どちらも施術後はテープで保護し、かさぶたができたら紫外線に当たらないように注意します。
どのタイプか見極めるには専門家の知識が必要です。悪性腫瘍の場合もありますので、ドクターに相談を。

首元の治療は秋冬から春がおすすめ!

これからはより首元が開いた服装になります。陽射しもどんどん強くなりますし、首元を洋服で隠せる秋冬から春がちょうどよい季節です。
気になる首のぽつぽつや、セルフケアでどうしようもないシワがあったら、ぜひ美容皮膚科を訪ねてみてください。

(佐藤マキコ)

執筆者:alluxe編集部

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