花粉が多い時期に肌が荒れるのはなぜ？

花粉による肌荒れは「花粉皮膚炎」とよばれ、皮がむける、皮膚の粉ふき、赤み、腫れ、かゆみといった症状に見舞われます。原因は、乾燥し肌のバリア機能が低下しているところに花粉が付着し、アレルギー反応が起きるため。また、男性よりも皮脂量が少なく肌が乾燥しやすい女性に多く見られる傾向にあります。

花粉の時期の肌荒れ予防法

メイクオフやスキンケア時の肌への刺激は最小限に！
メイクをすることで花粉が直接肌に付着しないようにできますが、クレンジングや洗顔でゴシゴシこすって摩擦刺激を与えてしまうのはNG。また、皮脂を必要以上に洗い流してしまわないよう、洗浄力が強いものは使わない事も大切です。さらに化粧水や乳液を使う際、コットンを使用する方もいると思いますが、乾燥でヒリヒリするようなときは手でつけるようにしてください。

とにかく保湿と紫外線対策をしっかりと
花粉が飛散する2〜4月は、まだまだ空気が乾燥しているため肌の水分量も低下しがち。まただんだんと紫外線量も増え、肌への刺激が懸念されます。化粧水や乳液は保湿力が高いものを使用し、外出時のUVケアを怠らないようにして、いつも以上に肌をいたわりましょう。とくに保湿が大切ですが、セルフケアに限界を感じている場合は、美容クリニックの乾燥肌治療を受けるのもオススメです。

髪が顔に触れないようなヘアスタイルを
花粉は髪にも付着しやすいもの。その状態で頬や額にふれれば、かゆみや炎症の元となります。外出先から戻った際は、服をはたいて花粉をとるように、髪もブラッシングし花粉を落とすのを忘れないようにしましょう。また、顔に髪が触れないよう長い髪はまとめておくのがベターです。

（安田 みゆき）

執筆者：alluxe編集部