冬にひび割れができる一番の原因

足の裏は他の皮膚とはちょっと違い、皮脂の分泌が少ない箇所です。冬になると真っ先に角質層が乾燥して硬くなり、体重が加わることでひび割れてしまうことに。またエアコンやこたつなどの暖房器具は皮膚を乾燥させる要因になります。

夏も要注意！

夏でも素足にサンダルを履いていると、冷房で足元が冷えて血行がわるくなり、かかとが乾燥している人もいることでしょう。
また、靴やサンダルが足のサイズにぴったり合っていないと、かかとがこすれて角質が厚くなる原因になります。そういう外的刺激から皮膚を守ろうとして、どんどん角質が厚くなり、ガサガサからひび割れに移行します。

もしかしたら「水虫」かも…！？

以前は水虫というとおじさんの病気というイメージでしたが、近年はブーツやストッキングを一日履きっぱなしなことも原因となり、女性の中にも流行しているのだそう。
指の間にできる水疱とは違い、かかとにできるものはかゆくないのでわかりにくいかもしれません。皮膚が厚くなってポロポロとはがれていきます。
予防するには、毎日同じ靴を履かないように。ストッキングではなく汗を吸ってくれる木綿の靴下を使用するとよいでしょう。

かかとがひび割れてしまったら

乾燥が原因の場合はとにかく保湿しましょう。お風呂上りに化粧水を含ませたコットンで水分を補い、そのあとクリームを塗りながらマッサージ。かかと専用のものもあるので試してみましょう。血行を良くするビタミンE配合のものや、角質を柔らかくする尿素配合のものがいいですね。
ひどい時はクリームを塗った後にラップを巻いて15分ほどパックするのも効果的です。

たまった角質のケア

かかとが角質で硬くなってしまったら、角質ケアを。ただし、ヤスリで削る、ピーリング剤など薬品ではがすのは頻繁にやると逆効果になりますのでご注意を。スクラブなど低刺激なケアがよいでしょう。終わった後は保湿を忘れずに。

それでも治らないときは皮膚科へ行きましょう

乾燥が原因の角化症か、それとも水虫かは素人目では判断ができません。ケアをしても治らない…という時は、皮膚科の先生に相談しましょうね。

（佐藤マキコ）

執筆者：alluxe編集部