季節の変わり目にやってくる! 秋に起こるかゆみの原因とは?

季節の変わり目にやってくる! 秋に起こるかゆみの原因とは?

  • スキンケア
  • 更新日:2018年10月29日

急に気温が上がったり下がったりと目まぐるしい季節も過ぎ、いまや秋真っ盛りというところですね。過ごしやすくなったのはいいんですが、気になるのは肌のかゆみ。毎年この問題に悩まされる筆者、さすがにどうにかしたい!と原因を調べてみました。

どうして秋になると肌がかゆくなるの?

どうして秋になると肌がかゆくなるの?

急激な湿度の低下

蒸し暑い季節が終わり、洗顔後は肌がつっぱるような感覚になるのが秋ですね。
20代や若い頃と比べ、年齢を重ねると肌にある保湿成分のセラミドが少なくなり、余計に肌が乾燥しやすくなります。するとバリア機能が低下、化粧品や花粉などの外部刺激に敏感になって、かゆみや肌荒れが起きることにつながります。
アレルギーが起こりやすい人はこの時期は要注意ですよ。

気温の低下

一日の中でも昼と夜との気温差が激しいので体がそれについていけず、低調を崩して免疫力が低下、かゆみや湿疹の原因となります。

皮膚が薄い「目の周り」に注意

「季節の変わり目に目の周りが決まってかゆくなる」という人も多いと思います。目の周りは皮膚が薄いのでバリア機能が弱いのです。一度バリア機能が下がってしまうと、普段問題なく使っていた化粧品にアレルギー反応が出てかゆくなる…という現象が起きることも。そうなったらその化粧品は使用しないようにしましょう。

筆者が肌チェックしたコスメのお店でアドバイスされたのは、「新しい化粧品を使うときは1品ずつにするといいですよ」ということでした。一気にたくさん変えてしまうと、肌トラブルが起きたときにどれが原因かわからないから。なるほど~!と目からウロコでした。

かゆいときの対処法

かゆいときの対処法

1.冷やしてみる

かゆいところは炎症をおこして熱を持っています。顔がかゆくて仕方がない時は、保冷剤をハンカチでくるんでそっとあててみてください。冷やすことによって少しかゆみがおさまりますよ。

2.洗顔はやさしく

洗浄力の強いメイク落としやふき取るタイプはNG! 強くこすり洗いするのは肌荒れを悪化させるもとです。肌にやさしい低刺激の洗顔料をしっかり泡立て、直接手で触らないようにしてそっと洗いましょう。

3.とにかく保湿命!

通常の倍ぐらいの時間をかけて保湿するのを心がけましょう。肌のうるおいは外部からの刺激をバリアしてくれます。

4.メイクは薄く

肌荒れをカバーしようとして厚塗りすると、余計に乾燥が進んでしまいます。通常より念入りに保湿ケアしてちょっと時間をおき、しっとりしてからメイクするとメイクが崩れなくなりますよ。

5.汗をかいたらそのままにしない

この季節、ちょっと動くと汗ばむことも。汗にふくまれる塩分や皮脂はかぶれの原因になります。汗をかいてしまったら、タオルでやさしく押さえましょう。ゴシゴシとこすらないように注意。

私の経験からすると、かゆいからと肌をかいてしまうと、余計かゆくなってストレスMAXに。できるだけかかないようにすることが大事です。
そしてかいてしまってひどく赤く傷のようになったら、もう手に負えません。すぐ皮膚科の先生に相談しましょう。

(佐藤マキコ)

執筆者:alluxe編集部

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