深いシワになる前に！ クリニックの適切な治療で年齢を感じさせない肌へ

シワができる原因とは？

シワができる原因は、加齢による肌弾力低下や水分量の低下、表情筋の過剰な働きによるもの、女性ホルモンの減少、真皮や表皮への紫外線ダメージから起こる弾力低下、気温や湿度などの環境によって起こる乾燥などがあげられます。
加齢が原因の場合はともかく、紫外線ダメージや乾燥であれば、日々のお手入れ次第で予防することが可能です。もちろん加齢が原因であっても、まだ浅いシワの段階から対処すれば進行を遅らせることも可能ですが、額や眉間、目尻、口元など、日常で繰り返す表情のクセが原因の場合、セルフケアでは難しいケースもあります。症状が軽いうちにドクターへ相談し、適切な治療を受けることが大切です。

シワ予防にも役立つセルフケアのポイント

シワのない若々しい肌を保つためには、セルフケアも大切です。シワの初期段階、乾燥対策には皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせるコスメを選択し、加齢にともなう肌老化が気になり始めたらエイジングケアコスメを使用しましょう。表情筋グセ対策には、筋肉の緊張を緩める適度なフェイスマッサージがおすすめです。

浅いシワから深いシワまでさまざまな症例に対応できる─
美容クリニックのシワ治療

シワ治療は、注射や導入マシンで有効成分を注入・浸透させる治療や、レーザーや光治療など美容医療機器を使った施術を行います。あまり目立たないシワだからといって侮っていると、簡単には改善できない深いシワに繋がる恐れも。ドクターと相談しながら、自身の症状にあった効果的な治療を受けるようにしましょう。

乾燥が引き起こす ちりめんジワ

皮膚表面が乾燥して委縮し、角質層の水分不足や、水分保持機能の低下によりおこる浅いシワ。肌のキメが荒くなり、不規則な網目状のシワが、下まぶたや目の周り、口元など広範囲に現れます。この乾燥シワを放置すると、シワが定着しなかなか治りにくくなることも。乾燥が大きな原因なので、充分な保湿や肌の再生を促進させる治療を行うことで改善できます。

【代表的な治療法】
水光注射／レチノイン酸（外用薬）／イオン導入／ケミカルピーリング など

加齢や紫外線ダメージによる 真皮ジワ

加齢によりコラーゲンをはじめとした、ハリや潤いを保つ成分が減少することでできるシワ。いわゆる深いシワになる真皮性のシワです。また光老化の影響も大きく、紫外線や赤外線や可視光も皮膚のコラーゲン生成を妨げるため紫外線ケアが大切です。肌の内側から皮膚を持ち上げる成分を注入、またはコラーゲン生成を促す治療法があります。

【代表的な治療法】
ヒアルロン酸注射／脂肪注入／フラクショナルレーザー／スレッドリフト など

表情グセが引き起こす 表情ジワ

同じ表情を繰り返すことで、表情筋が緊張し収縮することでできる表情ジワ。目元や眉間、額などの筋肉にそって現れます。表情筋の収縮が正常であれば消えますが、加齢に伴い元に戻りにくくなり、表情を作っていないときもシワの線が残った状態に。改善するには、皮膚の奥深くにある表情筋の過剰な働きを抑制し、表情グセを緩和する必要があります。

【代表的な治療法】
ボツリヌス製剤によるシワ取り注射 など