残暑疲れの心強い味方!? 今が旬の果物・梨の持つ美容&健康効果
- スキンケア
- 更新日:2018年8月24日
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お盆を過ぎて朝晩の気温は下がり始めたものの、まだまだ日中は30℃超えの残暑が続いている今は、寒暖差が大きく疲れも溜まりやすい季節です。疲れが溜まれば身体にも不調が現れてきます。美しさは健康な身体であってはじめて実現するものです。今回は、そんな残暑の時期の身体の悩みを美味しく解決してくれるという旬な果物・梨について調べてみました。
お盆を過ぎて朝晩の気温は下がり始めたものの、まだまだ日中は30℃超えの残暑が続いている今は、寒暖差が大きく疲れも溜まりやすい季節です。疲れが溜まれば身体にも不調が現れてきます。美しさは健康な身体であってはじめて実現するものです。今回は、そんな残暑の時期の身体の悩みを美味しく解決してくれるという旬な果物・梨について調べてみました。
バラ科ナシ属に分類される果物で、晩夏から秋、初冬にかけて旬を迎えます。外観上、和梨と洋梨に分けられます。
和梨は甘く果汁が多いことと、独特のシャリシャリした食感を持つことが特徴です。この和梨にある独特の食感は、ペントザンやリグニンという成分が果肉内に蓄積して細胞壁が厚くなった石細胞によるものです。
一方の洋梨は、まろやかな食感とまるでお酒のように芳醇(ほうじゅん)な甘さが特徴です。石細胞自体は洋梨にも含まれていますが、含有率が和梨と比べて低いので、シャリシャリ感はありません。
食感や味に違いはあるものの両者に栄養価の違いはほとんどないと言えます。
水分:可食部100gあたり88g
食べたときのみずみずしさからもわかるように、梨はその8割以上を水分が占めています。
食物繊維:可食部100gあたり0.9g
実は梨の独特の食感を産むペントザンは食物繊維のひとつ。体内で消化されにくい難消化性のため、腸のぜん動運動をうながして便通を整える効果があります。
ソルビトール:可食部100gあたり0.8g
甘く冷涼感のある糖アルコールで解熱作用があり、火照った体を冷まして熱を下げてくれるほか、のどの消炎にも効果があるとされています。
カリウム:可食部100gあたり140mg
腎臓におけるナトリウムの再吸収を抑制し、尿として排出させるため、血圧を下げる効果があります。
アスパラギン酸
アミノ酸の一種で、利尿作用があるほか、疲労回復効果も期待できます。
プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
消化を助けたり、肉料理に一緒に使えば肉を柔らかくすることができます。
上記の栄養価からもわかるように、水分を豊富に含む梨には、疲労回復に加えて便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、利尿作用、咳止めが期待できるとされています。
まだまだ昼間の気温が高い残暑の時期は、汗をかいて体内の水分バランスがくずれることでむくみやすくなります。
むくみをはじめ、肌荒れや吹出物などの肌の不調は便秘が原因で引き起こされることも多いため、整腸作用があり、腸内環境改善に役立つ梨を食べて便秘を改善することで、健康面と美容面でも良い効果が期待できます。
また、タンパク質の消化促進効果もあるため、お肉のあとで梨を食べれば、胃もたれなども防ぎやすくなります。
まだまだ身体に堪える残暑が続く今の季節。これから旬を迎える梨を積極的に摂って、美味しく乗り切っていきましょう。
(サクマユウナ)
執筆者:alluxe編集部
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