今この時季が勝負！ 紫外線ダメージをケアし、美白肌を目指そう

夏の終わりに肌が暗くなるワケとは

春先から夏の強い紫外線を浴び続けると、メラノサイトからメラニンが過剰に生成されます。通常なら、メラニンは約28日で垢となり肌の外へ排出されます。しかし、紫外線の浴び過ぎや不規則な生活習慣、間違ったスキンケアなどでターンオーバーが乱れると、メラニンが表皮に溜まることに。それが色素沈着、シミ、くすみとなって現れるのが夏の終わり～秋なのです。さらに、秋は気温の低下や乾燥などで肌老化が進みやすい季節。放っておくと深いシワやたるみの原因にもなるので、先手のケアが必要です。

日々のお手入れで差が出る!?
セルフスキンケアで"美白体質"をつくる方法

本格的な秋になれば紫外線は弱まりますが、まったくないわけではありません。夏が終わっても油断せず、外出時には日焼け止めなどで紫外線から肌を守りましょう。
それでも微量の紫外線の影響はあります。シミやくすみの原因となるメラニンを蓄積しないよう、肌のバリア機能を高めターンオーバーを整える角質ケア（保湿）が必要です。
そのあとに美白成分配合のコスメの使用を。美白成分濃度が高いクリニックで取り扱っているものがおすすめです。

いま出ているシミやソバカス、くすみ、これからのための予防にも─
美容クリニックの本格美白ケア

万全な紫外線対策・保湿・美白コスメの使用などをきちんとおこなっていても出てくるシミやソバカス、くすみ。
キレイに消したい場合も、5年、10年先の肌老化を防ぐためにも美容クリニックの美白治療がおすすめです。
医師の診察を受け、適切な治療でワンランク上の「美白肌」を手に入れましょう。

光（IPL）治療

フォトフェイシャルやフォトセラピーと呼ばれ、肌のトーンを明るくしつつ肌質も改善する治療法。薄いシミやそばかす、小ジワ、くすみにも効果的です。レーザーとは異なる特殊な波長の光線で表皮の組織を整え、メラニンを減少させて美白肌へと導きます。

【代表的なマシン】
フォトフェイシャル／フォトRF／ライムライト／アキュチップなど

レーザー治療

シミを除去するのには、シミの原因であるメラニン細胞を破壊できるレーザー治療を。とくに、輪郭がはっきりしていて濃い色のシミをスポット的に治療するのに有効です。また肌に蓄積されたメラニンを少しずつ減らすレーザートーニングは、シミやくすみ、毛穴の改善にも効果的です。

【代表的なマシン】
QスイッチYAGレーザー／レーザートーニング／ピコレーザーなど

美白作用のある点滴

経口摂取では吸収されるまでに時間がかかる有効成分を血管内に直接送り込みます。点滴には、抗酸化作用やメラニン生成抑制作用があるルチオン（グルタチオン）、αリポ酸、ビタミンCなどが入っています。

ケミカルピーリング

薬剤を肌に塗布し、皮膚表面の古い角質を剥ぎ落とす治療法。新陳代謝が高まり、肌の再生が促進されます。最近では皮膚を剥離せずに、真皮層のコラーゲンを増やす「マッサージピール」が人気です。