梅雨時に気をつけたい肌トラブルの傾向と対策

スキンケア

更新日：2018年6月8日
𝕏

今週に入り関東を含めて続々と梅雨入りしましたね。この時期は雨が続き湿度が高くなるため、肌のベタつきが気になってきますよね。梅雨の時期というのは、意外と肌トラブルが多い季節なんです。そこで今回は梅雨に起こりやすい肌トラブルとその対策について紹介していきます。

梅雨時に肌トラブルが起こりやすい要因

梅雨と言えば、前半は雨がシトシトと降る潤いのあるイメージ、そして後半は気温も上がり、高温多湿のムシムシとした梅雨らしい不快なイメージがあるかと思います。
さらにこの時期は、除湿対策として室内や車内でエアコンをつけることが増えるため、室内では空気が乾燥しやすくなります。
すると外に出れば高温多湿、中に入れば乾燥という肌にとって過酷な状況に置かれることになります。このような過酷な環境下では、様々な肌トラブルを引き起こしやすくなるのです。

肌トラブル別傾向と対策

乾燥肌

梅雨と乾燥肌ってあまり結びつかないようなイメージがありますが、意外と乾燥肌に注意が必要な季節なんです。
高温多湿となる梅雨時は、汗をかくと、乾く際に周囲の肌の水分を奪ってしまうため、肌が乾燥しやすくなります。肌の適正湿度は60～65％とされており、エアコンで除湿をするとこの湿度以下まで空気が乾燥するため、結果的に肌の乾燥を招きやすくなることもあります。

対策

自宅以外で適切な湿度管理は難しいので、毎日、保湿ケアを忘れずにしてください。常に保湿ができるよう携帯用化粧水などを持ち歩くこともおすすめです。

吹き出物

梅雨も後半になるにつれて気温と湿度が高くなり、分泌される皮脂の量も多くなります。必要以上に分泌された皮脂はやがて毛穴を塞いでしまい、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
その結果、ニキビや吹き出物ができやすくなるという悪循環に陥ってしまうため注意が必要です。

対策

梅雨時はどうしても皮脂の分泌が多くなってしまうので、毎日の丁寧なクレンジングと洗顔を心がけることが大切です。

日焼け

これもちょっと意外かもしれませんが、梅雨の晴れ間の紫外線量は真夏とそれほど変わらないんです。まだ梅雨だからと甘く見ないで万全な紫外線対策をしてください。
紫外線に関しては、薄曇りの日でも晴れの日の80％ほどは地上に降り注いでいると言われているので、日差しがないからと油断してしまうと、梅雨明けの頃には、日焼けやシミに悩まされるなんてこともありえます。