顔に施す注入治療は〝プチ整形〟と〝エイジングケア〟の2パターンが基本

〝プチ整形〟は、表情を柔らかく見せる涙袋を作ったり、鼻筋を通して高く見せるなどの本来のパーツから思い通りの形に変える施術です。
細かいフェイスデザインが可能なので、ちょっと前には、アイドルのようなプルンと魅力的なアヒル口になりたい女性に流行しました。
プチ整形で使用されるメジャーな薬剤には、ヒアルン酸やレディエッセなどがあります。

〝エイジングケア〟では、加齢によりできるシワや老け顔に見えてしまう凹みを埋め、見た目年齢を引き下げることができます。予防する効果も高いため、深いシワになる前の施術がおすすめです。どちらの目的にも肌の再生を促す働きを伴う治療があり、複合的な効果にも期待ができます。
また、ダウンタイムもメスを入れる治療よりも非常に短く、継続的に続けることで効果を維持できるので支持されています。
眉間や目尻の表情シワ、目の下の凹みでできるクマや痩けた頬・こめかみなど原因にあわせた薬剤を使用します。

単純な治療だからこそ、ドクターの技術とセンスで仕上がりに差がつきます

美容クリニックで受けられる〝プチ整形〟と〝エイジングケア〟の注入治療は、手軽に受けられるイメージがありますが、ドクターの技術や造形センス、経験が非常に必要とされる治療です。
まずはカウンセリングで相談をして、信頼できる美容クリニックで施術を受けるようにしましょう。
また、自然な仕上がりを求めるならやりすぎも禁物。自分の理想も大事ですが、医師のアドバイスも取り入れるようにしましょう。

（安田 みゆき）

執筆者：alluxe編集部