涙袋とは？

涙袋の正体、それは目のまわりを取り囲むように存在する眼輪筋という筋肉です。目が大きく見え、笑うと特に目立つことから、涙袋は笑顔やはつらつとした若さの象徴として好まれています。また、涙袋は人相学的には涙堂（るいどう）と呼ばれ、「涙堂」が目立つ女性は魅力的でモテるという幸運な相なんだとか。

そういえばおじいさんやおばあさんで涙袋がある人っていませんよね？ なぜでしょう？
涙袋は筋肉でできているので、歳をとるとだんだんと衰えてきてしまうからなんです。

目袋はなぜできる？

老け顔の大きな原因の一つの目袋ですが、こちらの正体は脂肪です。
歳をとって、目を支えていた眼輪筋が衰え皮膚がハリを失ってたるんでくると、眼球が少しずつ下に。そして目のまわりについた眼窩脂肪（がんかしぼう）が前にせり出してきます。このふくらみが目袋です。
ふくらみの下には影ができるので、それが黒クマとなり老け顔に見えてしまいます。
近頃は、スマホやPCの普及により目を酷使している人が増えているので、若い人でも油断できません。

目袋はどうしたらなくせるのか

自宅やエステで

もし目袋が目立ち始めたばかりだったら、アイクリームやジェルなどのコスメで保湿、内側からふっくらとさせてあげましょう。疲れ目は見た目年齢をアップする最大の原因なので、睡眠をしっかりとって休ませてあげるのもお忘れなく。
またエステで目周りのトリートメントを集中的に受けるのもよいでしょう。

下まぶた脂肪除去

美容クリニックで

速攻性を求めるなら、美容クリニックの経結膜脱脂法があります。下まぶたをほんの数ミリ切開して、余分な脂肪を取り除く方法です。まぶたの裏側を切開するのでほとんど目立たず、ダウンタイムも短いので、安心して受けることができます。
目元のたるみのせいで老け顔に悩んでいたら、ぜひ美容クリニックでご相談を。

目元は皮膚が薄い分、ダメージを受けやすい部分です。あれ？ と思ったら、ダメージが定着して目袋にならないうちにすぐケアを。毎日の積み重ねが後々の見た目年齢に影響してきますよ。

（佐藤マキコ）

執筆者：alluxe編集部