春はゆらぎの季節

乾燥しがちな冬は終わりを告げ、春がやってきました。しかし寒暖の差が大きく、肌は敏感になり、ゆらぎがちに。気候に加え、4月は新生活が始まる季節。そういった新しい環境への心的なストレスも肌がゆらぐ原因になります。
さらに、紫外線量も夏に向かって増えていくので、実は今私たちの肌は、のっぴきならない状況なのです。

ゆらぐTゾーンとUゾーンに注意

この季節のゆらぎ肌で特に注意したい部位は、額から鼻にかけてのTゾーン、目尻から頬そしてアゴまでのUゾーンです。起こりがちなトラブルを見ていきます。

Tゾーン

皮脂の分泌量がもともと多いTゾーン。春になるとTゾーンがオイリーになる傾向にあります。メカニズムはこうです。
乾燥によって皮脂分泌のバランスが崩れてきます。乾燥してくると皮膚は乾燥から肌を守るために、必要以上に皮脂を分泌します。その結果、毛穴に皮脂がたまってしまい、ニキビや黒ずみができてしまうのです。

Uゾーン

もともと皮脂腺が少ないUゾーン。Tゾーンとは逆の現象が起きます。乾燥することで皮脂の分泌量が減少します。これによって、外部からの刺激から肌を守れなくなります。するとニキビや毛穴の黒ずみが出できてしまうのです。

オイリーなTゾーンをケア

オイリーになってしまいがちなTゾーンのケアで大切なのは正しい洗顔です。そしてその後の保湿が重要になってきます。
洗いすぎ、強い洗顔料の使用などの間違った洗顔は、肌に必要な皮脂まで落としてしまうため、皮膚を守ろうとするTゾーンは余計に皮脂を分泌。さらにオイリー肌になってしまいます。
こうした悪循環にならないように、適度な洗顔で必要な皮脂は残し、その後は保湿に力を入れましょう。

乾燥しがちなUゾーンをケア

保湿が大切なのはTゾーンと同じですが、Uゾーンのトラブルの原因として以下に注意する必要があります。

・ストレス
・ホルモンバランス
・食生活

保湿を心掛けて乾燥を撃退するとともに、日頃の食生活の見直しや心的ストレスへの対処法を考え、たまにはゆっくり過ごしてみるなどするとUゾーンのトラブルの改善に繋がります。

美容医療でのアプローチ

Tゾーン、Uゾーンのケアを一気にしたい、早期に解決したいと思う方もいらっしゃるかと思います。そういう方には、ハイドラフェイシャルが良いでしょう。ニキビ、ニキビ跡、毛穴トラブルの改善に効果があり、乾燥肌、オイリー肌どちらにも対応しています。
ダウンタイムがほぼなく、治療後はすぐにメイクができるなど美容医療が初めての方にもおすすめです。

元気な肌で大型連休を過ごして

もうすぐゴールデンウィーク。元気な肌で過ごしたいなら、上記のTゾーンとUゾーンのケアを実行してみてはいかがでしょう。
これからはつらつとした夏女を目指すなら、TゾーンとUゾーンのコントロールが近道ですよ！

（角　朋美）

執筆者：alluxe編集部