たるみの原因

年を経るとどうしてたるみがあらわれるのでしょうか。
たるみのおもな原因としては、加齢によって肌を支えているコラーゲンやエラスチンが減少することが挙げられます。
また紫外線によってもコラーゲンとエラスチンは破壊されます。そして、乾燥もたるみの原因になることも。
この3つがあいまって、顔のたるみが起こってくるのです。次に軽度・中度・重度のたるみについて、自身の顔のたるみレベルを鏡で見ながらチェックしてみましょう。
軽度のたるみ
軽度の顔のたるみは、言うならば頬のゆるみ。特徴は以下です。
・肌のハリ、弾力がなくなってきた
・ほうれい線が若干気になる
・毛穴の広がりを感じる
まだ全然取り返しがつくレベルです。
セルフケアとしては紫外線対策をしっかりすること。美容医療では、サーマクール、ダブロなどマシンでの治療が最適です。
中度のたるみ
顔のたるみレベルとしては黄色信号です。特徴は以下の通り。
・ほうれい線が目立ち始めた
・頬のたるみが気になる
・毛穴が楕円形に大きく開いている
このレベルまでくると、セルフケアで紫外線対策をするだけでなく、美容医療を考えることが推奨されます。でもまだ大掛かりな施術でなく、ウルセラなどのマシン治療やメスを使わないリフトアップ術で対応可能なケースが多いです。
重度のたるみ
皮膚だけでなく、筋肉まで重力に負けてたるんできてしまっているレベルです。特徴を挙げます。
・頬や目の下のたるみが気になる
・ほうれい線が深い
・フェイスラインが大きく崩れてたるんだ皮膚が際立つ
たるみの最終段階です。ここまで進行してしまったたるみには、メスを使った施術が良いでしょう。糸を使った施術だと、伸びた皮膚がどこかでだぶついてしまい、不自然になります。
切る治療に不安を抱える方は多いと思いますが、傷跡は髪の毛に隠れる位置ですし、時間とともに目立たなくなります。
日頃のケアが顔のたるみの鍵を握る

たるみの重症度が増すごとに、なかなかピンと張った肌を取り戻すことが難しくなります。
そのため、日頃のたるみケアが本当に大切になってきます。
紫外線対策は忘れずに。乾燥対策は念入りに。
顔のたるみを気にすることなく、笑顔で人前に出るために、私も含め日々努力を重ねていきましょう。
(角 朋美)
執筆者:alluxe編集部