化粧水でも改善できないくすみ肌の原因とは? くすみと血行不良の密接な関係

化粧水でも改善できないくすみ肌の原因とは? くすみと血行不良の密接な関係

  • スキンケア
  • 更新日:2017年12月21日

もう今年も残すところあと10日。新しい年を迎える準備を整えなければならないのに、顔に疲れが出てしまっていませんか? どうも顔色が優れない、顔全体が疲れた感じで周囲に心配されてしまうなど、自他ともに分かるこんなくすみの場合、原因として血行不良が挙げられます。
今回は血行不良とくすみの関係から改善法まで、分かりやすく解説します。

血行不良は放置すると危険!?

化粧水や乳液など美白成分の入った化粧品でも取れないくすみ、常態化してしまったくすみのために、顔色が悪く疲れた印象を与えてしまう。そんなタイプのくすみの原因に血行不良があります。なぜ血行不良で肌はくすんでしまうのでしょうか。

化粧水でも改善できないくすみ肌の原因とは? くすみと血行不良の密接な関係

血行不良はずばり、肌の新陳代謝であるターンオーバーを乱れさせてしまうのです。
肌の老廃物は真皮にある毛細血管から動脈、リンパ管を通じて心臓へと送られます。心臓から肌へ、肌から心臓への流れが正常ならば、図のように正常なターンオーバーが行われます。
しかし、この流れが血行不良によって滞ってしまうとどうでしょう。ターンオーバーが乱れてしまい、新しい表皮細胞の生成が遅れ、肌表面に古い角質が留まる状態になります。それによって毛細血管の健康的な色である赤みが薄れ、肌がくすんで見えてしまうのです。

それだけではありません。ターンオーバーの乱れは、コラーゲンの生成量を低下させ、肌のハリや弾力を失わせる原因にもなります。また、新しい表皮細胞の生成が遅れるためにメラニンが滞留し、シミができやすくなることも。

血行不良を起こさないために

血行不良の原因としては以下が挙げられます。

・疲労
・ストレス
・寝不足
・冷え
・喫煙
・栄養不足


これらは血管を収縮させる交感神経を優位にさせてしまい、血行不良を起こします。 なるべく上記の要因を取り除いて、血行不良に陥らない生活を心掛けること、そして深呼吸をしてリラックスし、交感神経と副交感神経のバランスをとることも血行不良の改善法としては有効です。

美容医療で血行不良によるくすみにアプローチ

美容医療で血行不良によるくすみにアプローチ

血行不良によるくすみに美容医療を考える方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめしたいのが以下の施術です。

・αリポ酸配合の美容点滴
・肌の血行を促進させるフラクショナルCO2


「美容医療よりも血行不良にはマッサージが効きそう」とそちらに走りたくなる気持ちは分かりますが、実は強すぎるマッサージには危惧すべきことがあります。確かにマッサージには血行促進させる効果があります。しかしながら、強い刺激や摩擦は肌を傷つけてしまうことがあるのです。

その点、美容点滴フラクショナルCO2は肌表面のダメージを最小限に血行不良によるくすみを改善することができます。

今年のくすみは今年のうちに。
新しい年を心も肌も一点のくすみもない状態で迎えましょう!

(角 朋美)

執筆者:alluxe編集部

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