シミの種類別治療法【トレンドピックアップ・クリニック42】

シミの種類別治療法【トレンドピックアップ・クリニック42】

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  • 更新日:2017年11月20日

シミが気になるから治療をしたい! ちょっと待って。シミの治療はシミの種類によって変わります。効果的にシミを改善し、美肌を叶えるためには、シミの種類を把握することが大切です。そこで今回は、シミの種類別治療法を紹介いたします。

気になるシミを改善! 効果的なシミ治療

気になるシミを改善! 効果的なシミ治療

A. 日光性色素斑(老人性色素斑)

日光性色素斑とは─
老化や紫外線によってできる一般的とされるシミ

特徴
・丸く平らな茶色シミ
・紫外線によるシミ
・顔以外にも手の甲などにもできやすい

【クリニックでできる治療】
●薄いシミに効果を発揮! 光治療 フォトRF
●肌を美白へ プラセンタ注射
●トレチノインとハイドロキノンなどの 外用剤

B. ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADMとは─
シミよりも深い色素沈着でアザの一種

特徴
・灰色や青みがかった褐色
・小さなシミが多数、左右対称にできる
・頬骨~下まぶたにできる

【クリニックでできる治療】
●肌の深部にある色素沈着を狙い撃ち
Qスイッチルビーレーザー(Qスイッチ・アレキサンドライトレーザーなど)
●優しくシミを改善 フォトシルクプラス

C. 肝斑

肝斑とは─
ストレスやホルモンバランスに関係があるとされるシミ

特徴
・肌への摩擦でできやすいシミ
・ぼんやりとはっきりしない広いシミ
・頬骨に左右対称でできる

【クリニックでできる治療】
●優しく照射 レーザートーニング(レブライトSI スペクトラなど)
●トラネキサム酸やビタミンCなどの 内服薬

D. ソバカス(雀斑・雀卵斑)

ソバカスとは─
幼少期からできる、遺伝や肌の色が関係しているシミ

特徴
・遺伝性の高い褐色のシミ
・1~5mmの小さなシミが多数
・両頬~鼻の付け根

【クリニックでできる治療】
●マイルドなIPL治療で肌負担が少ない フォトフェイシャル
●美白成分を肌の内側へ届ける イオン導入
●的確に1つ1つのソバカスを改善 Qスイッチレーザー

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