ピーリングなのに皮が剥けない! 世界初のマッサージピーリングPRX-T33
肌表面に溜まった古い角質を剥がし、肌の代謝を高めることを「ピーリング」といいます。角質を剥がすということから、ピーリング=皮が剥けるという認識があります。(個人差はありますが施術後ほぼ皮が剥けます)
昨年末に日本へ上陸したイタリア発の「PRX-T33(マッサージピール)」は、10年の臨床研究を経て皮膚の剥離作用をほぼ起こすことなく、真皮層に働きかけコラーゲンの生成を促進する新しいコンセプトのピーリング剤です。
主な成分は、高濃度トリクロロ酢酸、低濃度過酸化水素、コウジ酸の3つ。高濃度トリクロロ酢酸は、真皮を刺激し角化細胞の増殖因子を活性化し、コラーゲンの生成を促進。低濃度過酸化水素は剥離作用から表皮を保護、そしてコウジ酸はメラニンの沈着を抑える効果があります。
今までのピーリングは表皮に溜まった角質を取り除くだけのものでしたが、PRX-T33は、皮膚に塗ったあと、全顔の場合は約10分間のマッサージをしながら揉み込み溶液を肌に浸透させることで肌の再生効果を高めます。
PRX-T®33(マッサージピール)
この新しいコンセプトのピーリング剤PRX-T33とフラクショナルレーザーによる比較臨床試験を行なった結果、レーザー治療とほぼ同等の効果が得られる可能性が示されました。
期待される効果は、シミやシワ、たるみ、乾燥や血色不良、肝斑などの改善です。施術後、数ヶ月にわたって真皮でコラーゲンが生成されるため、肌のハリ感が実感できます。施術時間も短く、肌への負担も少ないため、マイクロニードルや高周波(RF)などとの併用治療も有効とされています。
注意点として、ほぼ剥離しないピーリング剤となっていますが、肌質によっては多少皮が剥けることもあります。従来のピーリング剤のようなダウンタイムはほぼないとされていますが、初めて治療する場合は、大切な予定を1週間以内にいれるのは控えた方がいいでしょう。専用のホームケアを使用することで肌のバリア機能が修復しやすくなります。
肌がデリケートな人でも受けやすい治療ですが、過去ピーリングを受けた際に肌荒れを起こしたことがある人は、必ず事前にドクターへご相談ください。
ホームケア 左:WiQo美容液 右: WiQo顔用保湿ナリシングクリーム(乾燥肌用)
執筆者:alluxe編集部