これまでの照射系美肌医療は刺激の嗟はあれど、肌に小さなダメージを与えてその回復力を引き出して若々しさを取り戻すというのがほとんど。
せっかく治療を受けてもダウンタイムが長くなったり、乾燥肌になってしまったり、場合によっては症状が悪化したりする場合もあるのが悩ましいところで、肌が弱くて治療を受けることができない人も多数でした。

今回ご紹介するドイツで開発された医療マシン「LDM®-MED」は、美肌治療の新世代の医療機器。
どんな肌の人でも安心して本格的な美容医療を受けられるという非常に画期的なものです。

（Wellcomet社 HPより）

LDM®-MEDは、こんな症状に効く！

・シワ、たるみ、くすみ
・ニキビ、湿疹、アトピー、ケロイド

LDM®とは、Local Dynamic Micromassageの略で、狭いエリアに集中的に超音波を当てて治療効果を引き出す美肌治療マシンです。

美容医療で超音波といえば脂肪細胞を破壊する「キャビテーション」が有名ですが、このLDM®-MEDは考え方の根本からして違います。
特許技術にもなっている複数の波長を使い分ける超音波照射によって、マッサージのような穏やかな刺激のみを与えるというのがポイント。
肌の再生力、免疫力が上昇し、肌が若々しい弾力を取り戻してシワやたるみなどのエイジング症状を緩和、さらにアトピーやニキビ、ケロイドなどの深刻な悩みにも効果を発揮します。

そして、LDM®には、細胞そのものは傷つけずに、細胞同士の連結を強め、炎症を抑える効果があり、なんと副作用やダウンタイムが「無い」というのです！

弱点としては、とても穏やかな刺激なので、複数回を連続して受けないと効果が見えてこないという点でしょう。
個人差もありますが、即時的な効果を求める方は一回目だけでは不満となるかもしれません。
回数が重なればそれなりのまとまった費用が必要になるのもネックです。

ただ、毎日受けても、ダウンタイムや副作用の心配がまったく無いのであれば、導入するクリニックが増えて価格面が安定すれば、将来的には肌メンテナンスの筆頭格になっていくかもしれません。

効果が穏やかとはいっても、メーカーの症例写真を見ると……

（Wellcomet社 HPより）

※ ほうれい線付近、LDM®-MED照射前。

※ほうれい線付近、LDM®-MEDを1回照射後。

（Wellcomet社 HPより）

※唇周辺、LDM®-MED照射前

※唇周辺、LDM®-MEDを5回照射後

いかがです？
なかなか印象的ではないでしょうか？

ヨーロッパや韓国ではすでに人気を博していますが、日本国内では2017年初頭にデモンストレーションが始まったばかり。本格的に取り入れているクリニックはまだまだごくわずかです。
国内での提供が本格化するであろうこれからに向けて、再生医療と並び、目が離せない動向になりそうですね。