最大のメリットは、やはり料金。
一般的な病院が病気を治すことを目的としているならば、美容クリニックのメニューは、シミやシワ・たるみ、痩身など、見た目の美しさやアンチエイジングといった美容に特化した医療の提供が基本です。したがって、健康保険は適応されないため、同じメニューでもクリニックが変れば価格もバラバラ。脂肪吸引などの外科手術にいたっては、麻酔代や処方薬も含めると数十万円以上になることも珍しくありません。
そんな高額な施術も、無料もしくは半額以下で受けられるのが美容整形モニターです。経過観察や写真撮影のために、通院の必要があったりと多少の条件はついてきますが、高額な料金がネックの場合にはぜひ活用したい制度です。
デメリットは、自身の写真や情報の開示があること
美容整形モニターの条件や注意事項をよく確認してみてください。写真公開や通院、アンケート記入などが応募条件になっていると思います。一番気になる写真撮影も映る範囲はそれぞれクリニックや施術によって異なります。
これらの情報は主にTVや雑誌などのメディア広告や、不特定多数の患者へ開示されることがほとんど。できれば周りに知られたくないなら、誰かに特定されないような処理をどの程度やってもらえるのか、名前や年齢といった個人情報はどの程度どこに公開されるのか、事前にしっかり確認してください。
美容整形モニターだからといって遠慮は禁物!
美容整形モニターの場合、普通に施術を受けるよりクリニック側に対して遠慮がちになってしまうこともあるようです。しかし、施術を受けてからの日常生活に戻るまでの回復時間や担当医の経験がどれくらいあるか、副作用やアフターケアの有無など、通常受ける前に聞くべきこと、分からないことは確認しうやむやにしないことが大切です。