コスメと一言でいっても、種類が溢れすぎる“今”口コミを頼りにする機会が増えてきました。しかし、お肌は人それぞれ。
入門編として、スキンケア・コスメの種類についてご紹介いたします。美容マスターやプロからしたらちょっとつまらないお話かもしれませんが、今回は、コスメの購入基準について薦めたいと思います。ご自分に合った化粧品を選ぶ基準になれば幸いです！

コスメってどうやって選んでる？

最近はネットによる情報収集がもっとも多いとされ、10代、20代はパッケージのかわいさを基準に、30代からは効果効能を基準に選ぶようになってきていると言われています。
やはり、実際の効果が実感できてこそのスキンケア。年齢を重ねるにつれて肌の悩みも増えてきますから、自分の悩みに対してより効果的なコスメを選びたくなりますよね。
そうなると、有名デパコス（デパートコスメ）を買えば間違いない！なんて考えたりしてませんか？
やみくもにブランドものや価格が高額だと肌にいいと考えるのはちょっとNG。

確かに高額ブランドコスメは購入して使っている時はテンションも上がりますし、ご褒美感がある故に満足度も高くなります。それに内容成分は価格に比例しているとも言われていますので、高額になればなるほど有効成分が配合されていることも事実です。しかし、過度な栄養は逆に肌に負担をかけてしまうこともあるのです。

価格以外に何を基準に選べばいいの？

以前、わたしが間違えてしまったコスメの選び方として、オーガニックコスメが流行った際、なんの疑いもなく肌に優しいと思い使い続けて肌荒れを悪化させたことがあります。理由は、鉱物（ミネラル）。メーカーによってさまざまな製法がありますので、一概には言えませんが、金属アレルギーのわたしには不向きでした。

アレルギー成分が入ってないか確認することは最低限必要なことです。 肌が弱い方は、アルコールフリーのものや、防腐剤に気をつけることも大切だったりします。

化粧品の種類について

■医薬部外品化粧品……厚生労働省が許可した有効成分が一定量配合されており、効果・効能をうたうことが可能な化粧品。
■ドクターズコスメ……化粧品の開発時に医師が関わった、医師の監修がある化粧品。
■オーガニックコスメ……無農薬・化学肥料を使わない有機栽培で作られた化粧品。
（定義として、第三者機関の認定が必要とされています）
■化粧品……効果効能を緩和するとされ、うたうことができない化粧品。

この他にもまだまだ種類があります。

ついつい、ブランドや価格で効果を過信したり、カテゴリーで肌に優しそうと思ってしまいがちですが、 人から見て美しい肌を目指すには、自分の肌悩みや目指す肌質に向けた化粧品選びが必要です。 食べ物を選ぶように、成分を見て購入することがまず一歩です。

迷ってどうしたらいいか分からなくなった場合は、かかりつけの美容皮膚科医に相談ましょう。