盲点だった手の甲のケア

手の甲は一年中紫外線を浴びています。でもあまりUVケアをしていない人がほとんどなのではないでしょうか？ また、手は顔と違って一日に洗う回数が多いので、もし塗ったとしても流れてしまうことが多いところです。
乾燥も老けハンドになる理由の一つ。朝夕に肌のお手入れをする時、手の甲にも一緒に美白美容液や化粧水をつけてあげるとよいでしょう。そして手を洗ったらしっかりと水分を拭き取って。濡れた手のままだと、その水分が蒸発する時にうるおいまで一緒に持っていってしまいます。

もし、シミができてしまったら？ 手の甲のシミを無くす方法は2つ。

その1）外用薬
1つはハイドロキノン、トレチノインといった塗り薬を塗る方法です。ただし、効果が出てくるまで時間がかかります。個人差はありますが、1～3ヶ月、根気よく続けることが必要です。ただし、妊娠中は使えない、日焼け止めクリ―ムをしっかり塗るなど注意が必要です。

その2）レーザー治療、IPL（光治療）
もう1つの方法はレーザー治療です。顔のシミと同様、はっきりとしたシミが2～3個ある場合はQスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザーが適しています。
色の薄い、はっきりしないシミがたくさんある場合はIPLを使った光治療が効果的です。特にアキュチップは小さなシミにピンポイントで照射ができるので最適。こちらはレーザーよりも痛みが少ない治療です。
どちらも照射後にかさぶたができるなどダウンタイムは少しありますが、1度で効果が感じられる治療です。

まずはシミを作らないこと。できてしまったら、悩んでいないでドクターに相談しましょう。自分がどのくらいでキレイな手を取り戻したいのかを考えて、治療法を見極めてください。