生きるものすべてにとって避けられない加齢問題。
全身の筋肉と同じように顔の肌を支える筋肉も年齢を重ねるに従い次第に衰えて、ついに「たるみ」という招かれざる客として顔にあらわれます。

さて、突然ですが、ここで問題です。

表情筋を正しく鍛えれば、それだけで肌の「たるみ」は出てこないのでしょうか？

答えはノー。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織という多層構造になっていてその奥に筋肉があるのですが、その筋肉と皮膚の間にサンドイッチされるように「SMAS」と呼ばれる膜状の組織があります。
筋膜は、しなやかな弾力性がある組織で、全身をくまなく覆い、その形を立体的に支えています。
筋膜は血管や内臓なども支えているので厳密に言うと少し正確ではないのですが、伸縮性の高い全身タイツを着込んでいるとイメージしてみてください。

この全身タイツが年月と共に緩み、たるんでしまうとどうなるか。

その細かい緩みが襞になって全身に広がり、わたしたちを悩ませる「たるみ」があちこちに生まれてくることになるのです。

SMAS（筋膜）という組織は全身の形を美しく健康的に保つのに非常に重要な役割を果たしているのですが、重点的に引き締めることは非常に困難でした。

そう、驚きの筋膜リフトたるみ治療マシン「ウルセラ」が誕生するまでは！

海外で初めてリフトアップ効果を認められた医療マシン

ウルセラの熱照射はHIFU（焦点式高密度超音波）を採用することで、これまでの創傷系の熱治療マシンと異なり、皮膚組織の奥にあるSMASにピンポイントで届くのが一番の特徴。

熱を与えられたたんぱく質は縮むので、結果としてSMASがピンとしたハリを取り戻すのです。

この画期的なシステムは、基準の厳しいアメリカの行政機関FDA（米国食品医薬品局・アメリカの厚生労働省のような組織）から、医療マシンの中で初めて「リフトアップ（引き上げ）」効果を発揮する治療として認可されて話題を呼びました。
また、治療後は、従来の熱によるたるみ治療マシンと同様にコラーゲンが発生し、皮膚の厚み、弾力が回復して、長いスパンでの肌の引き締め効果まで生み出します。
この二段階のリフト効果により、ウルセラは数あるエイジングケアマシンの中でも非常に高い人気を集めるようになったのです。

ウルセラの特徴

・ピンポイントでSMASを引き締め、術後すぐに引き締め効果を感じる。

・皮膚に徐々にコラーゲンが増え始め、3カ月後に最大効果。その後も1年以上効果が続くことが多い。

・ピンポイント照射なので全体的にダメージが少なく、赤みや腫れなどのダウンタイムが少ない。

・アゴや頬、おでこ、目元、口元といった引き締めラインの他、デコルテや首など年齢が出やすい場所もケアできる。

満足できるウルセラの治療には医師選びが非常に重要

ウルセラは皮膚の組織奥に作用するマシンなので、効果的な治療には筋膜の構造など体の構造を熟知した医師による治療が必須です。
ただヘッドを当てれば良くなるというものではありません。

症例数が多く、肌を安心して任せることができるお医者さんを探すことから始めましょう。

（了）