毎日時間を取られるメイク。そして、いつのまにか忍び寄る化粧崩れの恐怖。さらに、眉なし姿で恋人にショックを与えるすっぴんフェイス……。
そんな不安の数々を解決する完璧なウォータープルーフメイクとして、重宝されてきたのがアートメイク、いわゆる顔に施すメイクの「タトゥー」です。
（通常のタトゥーとは異なり、表皮のごく浅い部分の着色なので、ずっと残るわけではなく徐々に退色していきます）

医療機関で受けるメディカルアートメイクの人気が上昇

数年前までは、アートメイクは、美容室や専用のエステサロンで受けるのが定番でしたが、トラブルの声が多く寄せられたことで法律が改正されて医師による提供が義務となりました。
知識やセンスを持っている美容家は無資格のため施術ができず、一方で医者側にはアートメイクの知識やセンスが伝わっていないということがあり、受けられる場所が激減し、ユーザーも一時的に減っていました。


しかし、愛好者のニーズも高く、医療機関側でアートメイクへの理解が進み、2017年の1月末には医療アートメイク学会も誕生。受け皿となる美容クリニックが徐々に増えてきており、アートメイクユーザーもどんどん増加中なのです。

アレルギー体質の場合は事前にパッチテキストを受ける

アートメイクには、基本的にアメリカFDA（米国食品医薬品局）の認可を受けた染料が使われるため、比較的安全性は高いのですが、アトピーやその他湿疹など肌にアレルギーを持つ人は必ず事前にパッチテストを受けましょう。

でも、アートメイクは実はアレルギー肌の人にもオススメ。

化粧品がなかなか肌に合わずに苦しんでいる人にとっては、毎日使う化粧品が減るので、結果的にアレルギーが出づらくなる嬉しい効果もあるんです！

忙しくてもずっとキレイな顔でいられる

アートメイクといえば、くっきりぱっきりしているラインで普段からメイクが濃い人の間に愛好家が多かったのですが、色合いやメイクの施し方などの研究が進んだ結果、現代のアートメイクは超至近距離でもバレない、ナチュラル派の人も満足できる自然で美しいすっぴんフェイスも演出できるようになっています。
効果は約1〜2年。徐々に色が抜けて薄くなっていきます。メイクにも流行があるので、定期的にリタッチをすることで今の流行にあった顔になれるのも嬉しいですよね。

やってみるとわかりますが、メイクの様子を気にせず、スポーツ後やプール、温泉など、どんな場面でもずっとキレイでいられることでもたらされる安心感、リラックス感はたまりません！

未体験の方、やっていたけど最近はやっていないという方も、メディカルアートメイクをぜひ一度お試しあれ。