十人十色の毛穴トラブル 違いを知って正しい治療を
毎日のスキンケアや生活習慣、加齢など毛穴トラブルの原因はさまざま。また、頬や鼻、アゴなどパーツによっても違いが見られます。ケア方法の見直しはもちろん、症状によってはクリニックでの治療を早めに受けることが大切です。
毛穴のつまり
ターンオーバーが滞り角栓が詰まっている状態
角栓とは、皮脂と古い角質が混ざり合って半固形状になったもの。通常、ターンオーバーによって排出されますが、毛穴に留まってしまっている状態。
黒ずみ毛穴
洗顔で落としきれてない毛穴の汚れが酸化
不十分な洗顔や皮脂の過剰な分泌による毛穴のつまりが、空気の汚れや活性酸素の影響で酸化。黒くぽつぽつとした状態に。黒ニキビの原因にも。
毛穴の開き
こすりすぎ、過剰なケアで毛穴が開いたままに
強い刺激が加わり炎症を起こすと、角質層の機能が低下。若い角質が未熟なまま露出してしまい、毛穴が開いた状態に。乾燥肌も原因とされています。
たるみ毛穴
肌の老化により毛穴が縦に伸びてしまった状態
肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成機能が低下し、肌が老化。たるみに発展し、毛穴が縦方向に伸びた大きな楕円形に変化します。
美容クリニックで受けられる治療法
毛穴治療に最適なレーザーやケミカルピーリング、注入治療は、定期的にメンテナンスを受けるのがおすすめ!
フラクショナルレーザー
レーザーを照射し、微小な孔(穴)を開け、熱エネルギーを与えながら肌の再生を促進。肌のハリや潤いをもたらすコラーゲンも増成されるので、美肌効果も期待できます。
ダーマペン
微細な針で皮膚に高密度の穴を開け、その傷の治癒する力で毛穴の引締めやニキビ痕などを改善。肌本来の再生能力を引き出すため肌質改善をしたい場合にも有効です。
ジェネシス
表皮から真皮層上部に届くレーザーの熱作用により、コラーゲンを増殖させ、ピーリング効果で古い角質をオフ。毛穴の収縮や赤ら顔、ニキビ跡の治療に効果的です。
ケミカルピーリング
有効成分を肌に塗布し、肌表面の古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常化させる治療法です。塗布する薬剤により、シミやくすみ、ニキビ跡の治療にも◎。
スペクトラピール
毛穴の汚れや皮脂をレーザーで除去。レーザーの熱で皮脂腺にダメージを与え過度な皮脂の分泌を抑え、皮膚の代謝を促します。ニキビや赤ら顔にも効果的な治療法です。
マックスピールレーザー
カーボンを塗り、レーザーを照射すると、カーボンが瞬間的に蒸発。その熱エネルギーが古い角質を剥離し、余分な皮脂を除去。毛穴を引き締め、ニキビの原因菌を減少させます。