【ターンオーバーの正常サイクルとは】
ターンオーバーは、約1ヶ月(28日間)が正常な肌の状態です。その期間が早くなったり遅くなったりするのは、肌に何かのダメージを受けている証拠。以下にその理由を詳しく解説します。
■ターンオーバーが早くなる理由
日焼けなどのダメージはもちろん、見た目にはあまり目立たないニキビの初期段階などがあると、肌はそれを早く修復しようとしてターンオーバーのサイクルを早めます。さらに、過度の洗顔などで必要以上に脂質を取ってしまうと、肌表面に油分が不足して余計に顔がベタつく結果となり、これも肌荒れの原因となります。
■ターンオーバーが遅くなる理由
ターンオーバーは肌の新陳代謝であるため、年齢とともに代謝量が落ちてしまい、それが原因でサイクルが徐々に遅れてきます。それが進むとシワやたるみの原因となり、肌トラブルが増加します。
【ケミカルピーリングの施術法と回数、ダウンタイムについて】
一般的にはグリコール酸またはサリチル酸を使用したピーリングがほとんどを占めています。施術そのものは薬剤を患部に塗布して染み込ませるだけなので、約5~10分程度で終了します。敏感肌の人はピリピリ感が残る場合もありますが、特に心配はいりません。どうしても気になるようであれば触ったりせず、タオルなどで冷やすようにしてください。通常2週間程度で塗布部の薄皮が剥け、下から健康な薄皮が出てきます。ダウンタイムなどが気にならず、施術した次の日からメイクも可能なので、生活サイクルに影響を及ぼすことはほぼないと考えて良いでしょう。肌荒れが進んでしまっている場合は、1ヶ月に1~2回程度のスパンで連続治療を受け、段階を踏みながらターンオーバーのサイクルを正常に戻していくことが美肌を取り戻す秘訣。また、患部は日焼けなどのダメージを受けやすくなっているので、外出時はしっかりとUVクリームなどの対策を行うことが大切です。
【ケミカルピーリングの効果】
主に年齢によるシミやくすみ、ニキビ&ニキビ跡といった肌トラブルに効果を発揮します。ターンオーバーの正常化によって若々しく健康な肌が再生されるので、美白にも期待が持てます。
【ケミカルピーリングの種類】
グリコール酸はAHAと呼ばれるフルーツ酸で、肌への刺激が弱いので敏感肌の人にも向いています。もうひとつの主流であるサリチル酸はBHAと呼ばれるもので、こちらは刺激が少し強い分、高いピーリング効果を得られます。日本人は全体的に肌が敏感な人が多いので、グリコール酸を使用する方がやや多めです。担当するドクターとよく相談しながら、肌状態に合わせて適切な薬剤を選びましょう。
【ケミカルピーリングにおすすめのクリニック】
肌トラブルをきちんと改善するには、良質の美容クリニックを選ぶことがとても大切です。東京都内で見ると、青山・表参道エリアには確かな腕を持つドクターたちが集まった美容クリニックが多数。「最近肌の調子が戻らない」「顔色が悪く見える」といった悩みは、青山のスキンケアのエキスパートたちがすぐに解決してくれます。
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