【山澤 秀彦院長 経歴】
1994年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
東京医科歯科大学付属病院矯正科 入局
1998年 東京医科歯科大学大学院 修了(歯学博士)
2012年 目白歯科矯正歯科 院長就任
日本舌側矯正歯科学会会員、日本矯正歯科学会会員
今回は山澤先生に矯正治療に関するこだわりや知っておきたい矯正装置について、お話を伺いました。
Q. まずは山澤先生が歯科医師になろうと思ったきっかけを教えてください。
A. 「きっかけ」と言うとさまざまありますが、今考えると大きなターニングポイントとなったのは、小さい頃に大病を患ったことだったのかな、と思っています。半年ほどの入院を経験したのですが、その際に私の治療にあたってくれた方々を見て「人を助けられる人になりたい」と思い、そこから次第に「医療従事者になりたい」と思うようになりました。
Q. 目白歯科矯正歯科の特徴は何でしょうか。
A. 当院では一院でほぼすべての治療が完了できるよう、包括的治療を提供しています。私自身が日本矯正歯科学会の認定医ということもあり、最近では矯正治療にいらっしゃる患者さんが多いですが、当院にはう蝕(虫歯)治療からインプラントまで各分野のエキスパートである専門医が在籍しています。一院で包括的治療が提供できることはドクター同士の連携が取りやすくチーム医療の提供ができるというメリットがあると同時に、患者さんにとってはいろいろな医院に行かなくて済むので、ストレス軽減にもつながるんです。
Q. 先生が治療や設備に関してこだわっていらっしゃることはありますか
A. まず患者さんのことを第一に考えること。これが当院のモットーです。インフォームドコンセントを重視し、カウンセリングにはたっぷりの時間をかけます。そして、患者さんの希望や不安に思っていることを細かく伺い、治療内容にきちんと納得してくださったことを確認してから治療に入るようにしています。中にはセカンドオピニオンとして当院に来られる方もいらっしゃいますよ。一般歯科に関してもそうですが、矯正治療は特に治療期間が長いため、患者さんに信頼していただくことが大切なんです。その他レントゲン撮影では被曝量が少なくなるよう、デジタルレントゲンを使用したり、痛みや歯科医院独特の音などの「怖さ」が軽減するよう細い注射針や音が小さい機械を使用したりと、患者さんのことを考えた「行きやすい医院づくり」を心がけています。
Q. 特に力を入れている矯正治療法をお教えください。
A. 女性が矯正治療を始めるにあたっての大きなハードルのひとつとして、治療期間中に着ける矯正装置が目立つという点があると思います。矯正治療期間は美しい歯並びと笑顔を手に入れるための期間ですが、その期間に装置が見えることを気にして笑顔になれないというのは嫌ですよね。当院では少しでも多くの方が矯正治療を始められるよう、装置が目立ちにくい矯正治療に力を入れています。例えば「インビザライン」というマウスピース矯正では透明なマウスピースを使用するため、人からパッと見られたときでも矯正中ということに気づかれにくいのが特長です。他にも歯の裏側に装置を着ける「舌側矯正」や、表側に装置をつける矯正治療でもセラミックのブラケットと白いワイヤーを用いるなど「目立ちにくい矯正治療」に注力することで、少しでも矯正を始めたい方にとっての敷居が低くなればいいと思っています。
Q. インビザラインとはどのような治療法ですか。
A. 簡単に言うと「ゴールが見える矯正法」です。まず、当院でとった患者さんの歯型のデータをインビザラインシステムの開発元であるアメリカの「アライン・テクノロジー社」に送り、美しい歯列になるまでに必要な枚数のマウスピースを作成します。マウスピースの枚数や治療の期間が予め分かりきちんと「ゴールが見えている」ため、患者さんにとっても安心して治療を進めていただけます。インビザラインは、マウスピース作成の際、患者さんの歯の生え方や人の歯列の動き方を考えて「アライン・テクノロジー社」のラボへ製作の指示を出さなければなりません。そのためインビザライン治療にあたるドクターは、症例数を重ねていて、且つ多くの知識を持っていることが求められます。私も矯正専門医としてもとより持っている知識以上に、多くの講習会に参加するなどして日々勉強を重ね、常に最新の情報を得るよう心がけています。
Q. 先生の考える「いい歯医者」選びのポイントはなんですか。
A. 当院でも重視していることですが、インフォームドコンセントを重視し、最初の段階で治療のリスクまできちんとしてくれる歯科医院かどうかだと思います。自分の希望やライフスタイルを話して相談し、不明な点があったりいろいろな意見が聞きたいときにはセカンドオピニオンもいいと思います。さまざまな治療方法があるので、ご自身に合った歯科医院と治療方法を見つけてください。
Q. 山澤先生にとって「美」とは?
A. 「機能美」という言葉があります。機能的に優れているものは、見た目にも美しい。歯並びもまさにそのとおりです。機能的な「かみ合わせ」を追求してゆくと、結果的に見た目も美しい歯並びへと辿り着きます。当院では、見た目だけの美しさにとらわれず、機能と審美を兼ね備えたものが本当の美しさだと考えております。
山澤先生が在籍するクリニック
目白歯科矯正歯科
【電話番号】03-3953-9000
【住所】豊島区目白3-4-15 プラネット目白4F
【アクセス】JR山手線目白駅より徒歩30秒
【営業時間】平日 10:00~13:00/15:00~20:00、土日祝 10:00~13:00/15:00~18:00
【定休日】無休
矯正治療のみだけでなく、専門性の高い各分野のエキスパートドクターが集う目白歯科矯正歯科。「すべては患者様のために」を合言葉に患者さんが疑問に思っていることを余すところなく解消できるよう、丁寧なカウンセリングをはじめセカンドオピニオンにも対応しているクリニックです。希望、疑問やライフスタイルを聞いた上で、一人ひとりに最適な治療法を提案してくれます。