美容医療のバストアップ術【注入法】

プチ整形に使われるヒアルロン酸や、体内から吸引した脂肪を注入する方法。 注入部位は、乳腺内、乳腺の周り、乳腺下、大胸筋内、大胸筋下の5箇所が代表的で、なりたい形やコンプレックスにより細やかなバストのデザインも対応できます。

※脂肪吸引について
体の一部から脂肪を吸引するので、体への負担や傷跡が残る可能性も。 リスクやデメリットは、事前にしっかりと確認しておきましょう。

コンデンスリッチ

他のパーツから吸引した脂肪を遠心分離にかけ、死活した細胞や細胞膜などの不純物を除去。 コンデンス（濃縮）技術で生成された脂肪細胞のみを注入するため、脂肪定着率が高いとされています。

◆ダウンタイムについて
・腫れやむくみが2週間程度続くことがある ・万が一内出血などが起こった場合は、速やかに受診して適切な治療を受ける

ピュアグラフト

特殊な脂肪組織濃縮容器に採取した脂肪と洗浄液を入れ、純度・質ともに高い濃縮脂肪を精製し注入。そのため、定着率が高いのはもちろん、しこり（石灰化）のリスクが大幅に軽減されます。

◆ダウンタイムについて
・腫れやむくみが2週間程度続くことがある ・万が一内出血などが起こった場合は、速やかに受診して適切な治療を受ける

脂肪幹細胞注入

吸引した脂肪の中から幹細胞を抽出し注入。脂肪の定着率が高く、形の良いバストが長期間持続します。

◆ダウンタイムについて
・腫れやむくみが2週間程度続くことがある ・万が一内出血などが起こった場合は、速やかに受診して適切な治療を受ける

美容医療のバストアップ術【バッグ挿入法】

一度で大きなバストが手に入り長期間の効果が期待できる豊胸術です。一般的に大胸筋下法は脇の下を3cm程度、乳腺下法は乳輪や胸の下を3cm程度切開し、その間から豊胸用バッグを挿入します。切開箇所は傷跡が目立ちにくいところですが、多少残る場合がありますので事前にドクターからの説明を受けるようにしましょう。

痩せ型でバストが小さめの人向け【大胸筋下法】

大胸筋の下に豊胸用バッグを挿入する方法。土台を持ち上げるので目立ちにくく、仰向けになったときも自然な胸の形をキープできます。

◆ダウンタイムについて
・痛みの状態により数日間の安静が必要になることも ・バッグが固くなるのを防ぐため定期的なマッサージを行う

垂れ気味のバストを持ち上げる【乳腺下法】

乳腺と大胸筋の間にバッグを挿入し、リフトアップする方法。筋肉の上に挿入するので、大胸筋下法よりも柔らかい感触になります。

◆ダウンタイムについて
・平均的に2～4週間程度の痛みや腫れが続くことが多い ・術後のバストマッサージは不要とされている

★乳がん検査は医師に相談を！ 乳がん検査のひとつマンモグラフィーは、レントゲンで撮影する際に胸を圧迫するため、豊胸用バッグが破損したり注入物が病変を見えにくくする場合があります。検査の際には、豊胸手術をしていることを伝えておきましょう。