しみやそばかすができる原因で一番多いのは、日焼けによって浴びる紫外線です。長い時間、紫外線を浴びると、肌のメラニン細胞が活性化してしみができます。夏に海や、夏フェスなどで長時間野外にいる時は、しっかり日焼け予防をすることが重要です。

しみと一緒に気になるのがそばかすです。そばかすは遺伝することが多いようで、子供の頃から鼻を中心に小さな斑点ができます。以前からそばかすのようなものがあったけど、最近色が濃くなってきたなと思ったら、そばかすが紫外線によって濃くなった可能性があります。

しみやそばかすを予防するには、若いうちから年齢に関係なく、日焼け止めはもちろん、日傘や紫外線カットの上着などを使用し、直射日光になるべく当たらないようにしましょう。

万が一、日に焼けた後にしみやそばかすが増えてしまった場合は、美容クリニックで光治療やレーザー治療を受ければ、しみやそばかすを薄くしたり目立たなくすることができます。フォトフェイシャルは、しみの原因であるメラニンに特殊な光を照射して治療をします。治療後すぐにしみがポロッととれるわけではなく、しみがうっすら浮き上がってきて、1週間くらいかけて自然と剥がれ落ちます。1回だけでは効果は少ないので、最低1クール（5～6回）の治療が必要です。光治療にはフォトRFやオーロラという機械が使われるのが一般的です。

日頃、紫外線対策をしっかりしているのに、しみができてしまうことはありませんか？ ニキビ跡や虫刺され、やけどなどによって、皮膚に色素が沈着してしみになってしまうことがあるそうです。ニキビができたり虫に刺された場合、跡が残らないように正しいケアをしましょう。もし跡になってしまったらケミカルピーリングがよいでしょう。ケミカルピーリングをすると、肌のターンオーバーが促されて肌が再生します。毛穴の汚れもキレイになるので、10代～20代の肌荒れには効果があります。さらに、ビタミンCのイオン導入を一緒にやると美白効果があるので、美肌に近づくことができます。

渋谷に集まる10代～20代の若者にはまだ早いかもしれませんが、最近、テレビなどで耳にする肝斑もしみの一種です。肝斑は頬や目、額などに左右同じようにできます。特に30代～40代の女性が、卵巣機能の不調やホルモンバランスの乱れによってできやすくなるそうです。以前は、肝斑の治療は難しいと言われていましたが、最近ではレーザーで治療ができるようになりました。メラニン色素に反応するレーザーを照射するレーザートーニングという治療法が一般的です。パチっとした軽い痛みがあります。あまりにも痛い場合は、麻酔を使ったりするそうですが、ほとんどの人は耐えられる程度です。

しみやそばかすの治療には、機械だけでなく塗り薬や飲み薬もあります。塗り薬には、ハイドロキノンやトレチノレン、トラネキサム酸などしみを漂白する美白成分の薬品が処方されます。飲み薬には、ビタミンCやトラネキサム酸などがあります。サプリメントも多く売っていますが、場合によっては皮膚科などで保険適用で処方してもらえる場合も。

渋谷には大手美容クリニックなどが駅周辺に沢山進出しています。しみやそばかすは種類によって治療法が違うので、美容クリニックで医師に相談して治療法を決めることをおススメします。

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